フジテレビCSR推進プロジェクトメンバーが、環境見学会開催
フジテレビから見えるところに火力発電所!
[2010年12月15日更新分]
フジテレビの建つ東京湾岸には東京、神奈川、千葉に実に12箇所の火力発電所があるのをご存知でしょうか?
そのうちのふたつが、フジテレビの球体展望室から東京湾を見渡すと対岸にそびえる2本の煙突、品川と大井の火力発電所です。意外と近いところで電気は作られていたんです。
11月26日(金)フジテレビCSR推進会議プロジェクトメンバー、エコアナの梅津弥英子アナウンサーに「とくダネ!」のお天気キャスターでおなじみの天達武史さんを加えた13名で東京電力品川・大井火力発電所の見学に行ってきました。
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重油を燃やして電気を作る火力発電所はどうしてもCO2を排出します。そのため環境問題に早くから取り組んできた東京電力のCSR活動を参考にさせていただこうとまずは海を渡り、大井火力発電所から見学会はスタート。
この日は発電所内の敷地の25%を使って作られた緑地をフィールドにした「自然学校」が行われていて、小学生が森や水辺の生物と植物について楽しみながら学んでいました。
豊かな生活と快適さを追求する一方、生命の根源である豊かで多様な自然環境を守り育み次世代につないでいこうという理念のもと始められた「自然学校」の活動を見た後は、隣接した品川火力発電所に移動し、CO2の排出量を極力抑えた発電施設を見学。東京都で使う電気の10%を作り出す、環境に優しい設備の研究の成果を目の当たりにしました。
タービンの回る大音量の施設から出ると、そこには都会の真ん中とは思えない緑あふれる巨大なビオトープが広がっています。人の手によって自然に近い形に作られた環境は、様々な生物をそこに呼び戻し始めていて、ゆくゆくは虫や鳥や魚であふれる豊かな自然となっていくでしょう。生き物や植物に関するエピソードを交えた案内はとても興味深く、参加した天達キャスターもメモを取りたくなる情報もいくつか。
時間と労力をかけた環境保全への取り組みは見ごたえ充分でした。
見学会の最後には、CSR活動の苦労などの情報交換をはじめ、東京湾をはさんで向かい合う会社同士として、今後の環境活動のあり方などをディスカッションして解散しました。ご案内くださいました皆様、ありがとうございました。