FNNスピーク (月曜~金曜11時30分~12時00分 土曜11時45分~12時00分放送)
[2009年1月1日更新分]
「エコプロダクツ2008」を高橋アナウンサーが体感!
(2008年12月11日放送)
会場となった東京ビッグサイト
東京・江東区の東京ビッグサイトで、環境保護をテーマにした国内最大級の環境展示会「エコプロダクツ2008」が行われ、高橋真麻アナウンサーが取材しました。今年は過去最多となる758の企業や団体が参加、景気が悪化している中でもエコの分野は成長を続けています。
2008年のテーマは「もうできる!CO2マイナス50%エコライフ」ということで、会場内には、驚きのCO2半減策が多く展示されていました。
まずは、ボイラーの燃料に家庭でたまる古新聞を使ったエコ。ボイラーで熱するのは、古新聞から作った固形燃料で、この燃料は古新聞をぬらして、固めて乾燥させることで作られます。
ペットボトルをリサイクルしたプランター
次にペットボトルをリサイクルしたプランター。花などへの水やりもペットボトルで行います。ゴムボールを入れたペットボトルに給水すると、中のゴムボールがふたとなり、ほとんどこぼれることなくセットすることができます。
さらに、土が乾くと自動で水が供給され、500mlでおよそ1週間もつといいます。
直径2mm以下の球状の太陽電池も展示されています。直射日光で発電するソーラーパネルとは違い、反射した光など、あらゆる方向の光を電気に変える高い発電力があります。この太陽電池は、窓辺につるすと音楽を奏でるオルゴールや、干している時に充電して使うと光る洗濯バサミなどに活用されています。
エコトイレをリポートする高橋アナ
さらに、水をまったく使わない究極のエコトイレも。
普段使う水洗トイレは、1回の水を流すごとにおよそ8リットルもの水を必要とします。しかし、このトイレは、水を流す代わりにハンドルを回して、中の土に空気を取り込むことで、土の中の良性の菌が発酵され、排せつ物を分解するのです。においも臭くないといいます。
トイレの下部にある引き出しを開けると、たい肥が・・・。たっぷりと栄養が入っているため、そのまま、植木や家庭用菜園などに再利用することができるのです。
「エコプロダクツ2008」では、身近なものから環境保護に関わることができるグッズにたくさん出会うことができました。