FUJITV Inside Story〜フジテレビで働く人〜

玉野 鼓太郎

芸能人の方に、リサーチ・
取材交渉から
プレゼンまで
「全部1人でやってもらう」から
生まれる「熱」のこもったプレゼン!
『かまいまち』の演出を担当する
「こたろー」に聞く・・・
番組の見どころと
「かまいたち」の魅力、
譲れないこだわり、大切にしている
出会いや心に刻んだ教えとは?

Vol.19

玉野 鼓太郎 Kotaro Tamano

フジテレビで働く人の仕事への取り組みや思いをシリーズで描く『FUJITV Inside Story』。
第19弾は、4月18日(木)からレギュラー番組としてスタートする『かまいまち』の演出を担当する玉野 鼓太郎ディレクター。3回目のチャレンジで入社を果たした根っからの「フジテレビっ子」に、この番組の見どころや「ロケの天才」かまいたちの魅力、演出担当として肝に銘じていること、大切にしている出会いや言葉などを聞いた-。
(2024年04月17日掲載)

『かまいまち』は
「街グルメの賞レース番組」!
「本気」「ガチ」が生命線!・・・
「ロケの天才」かまいたちの魅力、
そして演出上のこだわりとは?

『かまいまち』は、2021年10月に「単発番組」として初めて放送されましたが、まずはこの番組を制作しようとしたきっかけを教えて下さい。
この業界、みんな「ぶっちゃけ話」が好きなので、リアルにぶっちゃけてお話しますと・・・。
3年前、編成の方から「こたろーはかまいたちと良い関係性があるんだから、かまいたちMCで、ゴールデンで戦える企画を出してみたら?」と何気に声をかけられたのが発端です。で、「せっかくなら通りそうな企画を考えたい!どんな企画を出そうか」といろいろ考えたのですが、僕は学生時代から、かまいたちの「ロケ」が大好きだったので、漠然と「かまいたちの『ロケ番組』をやりたいなぁ」と思いました。あと、その当時は「コロナ禍」の真っ只中で、街から人が消えて、「活気」が失われていた印象でした。大阪で小さなパン屋をやっている僕の実家もコロナの影響をがっつり受けてしまって・・・ホントにヤバくて、冗談抜きで、ホンマにつぶれそうになっていました。だから「かまいたちが街を元気にする番組を作ろう」と、「ロケの天才」かまいたちが、意気消沈しつつある街の人たちと触れ合いながら、街に〝活気〟を取り戻す番組を作ろう!と思ったのが「きっかけ」です。
玉野 鼓太郎
美味しいお店を探す番組は他局でも放送されています。『かまいまち』はどう差別化しようと思ったのですか?
おっしゃる通りで、街の美味しい店を紹介する番組は、昔から無数にあるじゃないですか。だから「差別化」を図ろうとした時に、まずは「グルメ番組のあるある」から考えました。グルメ番組でよく見られるのが、「スタッフが事前に調べて決めたお店」をタレントさんに“背負ってもらう”パターン。ロケ当日に打合せして、タレントさんが、さも「自分がオススメする美味しいお店」のようにプレゼンする段取りですね。それが「グルメ番組」の「あるある」だとしたら、それとは違った構造にできないかと考えました。結果、この『かまいまち』という番組は、まずは、スタッフじゃなく〝タレントさん自身〟が、下調べ・リサーチをして、何回も街に通ってロケハンし、その街のグルメを食べまくった上で、タレントさんが自分の舌で「この街で一番美味い!」という最高の街グルメを選んで、さらに自らプレゼンまでしちゃう、という構造にしました。
全て、タレントさんがやるんですね?
そうです。タレントさんは、リサーチ・ロケハンも含めて、全部「自分」でやるから、自然と「熱」を帯びてくるんです。自分が何食も何食も食べた中から探し出した「店」だからこそ、自然と「思い入れ」も強くなります。その美味しさの秘密をもっともっと探ろうと何回もその店に通って、店主にお話を聞いているうちに、自然と「情」も湧きます。「このお店の人たちのためにも、絶対に負けられない!」と、自然と「責任感」まで出てきちゃうんです。だからこそ、この番組のプレゼンターのプレゼンは、異常に「熱い」のです。全部、一からタレントさん自身でやるから、自然と「熱量」が溢れ出ちゃうんです。そして、そんな「熱」を帯びた現場には、必ずいろんな「ドラマ」が生まれます。
いろんな「ドラマ」とは、例えば・・・?
タレントさんがお店の歴史を紙芝居でプレゼンする姿を見て、「うちみたいな小さな店の事をこんなに調べてくれて、こんなに一生懸命プレゼンしてくれる事は今までなかった」と、〝うれし涙〟を流す店主がいたり・・・。
優勝出来なかったプレゼンターが、お店の人に「ホントすみません!私のせいで負けました」と謝りにいくと、「いやいや、あなたのプレゼンは100点だったよ、僕らの「味」をもっと美味しくするように頑張らなきゃね。あなたは悪くない」と2人で泣きながら抱き合ったり・・・。
優勝を逃したプレゼンターが「悔し涙」を流していると、ロケハンからずっと一緒に回っていた担当ADさんが、カメラの後ろで「号泣」し始めちゃって、かまいたちが、たまらず「え?ちょっと待って!一緒に回ってくれたADさんもむちゃくちゃ泣いてるやん!」とツッコミながら、かまいたち自身の目にも涙がきらりと光ったり・・・。
当たり前のことかもしれませんが、人は、誰かに任せたりせずに「全部自分でやる」と、自然と「本気」になって、「情」や「責任感」が生まれて、そこには不思議と「ドラマ」が生まれると、この番組を通して、改めて教えてもらいました。
芸能人が、リサーチ、ロケハンからプレゼンまで何から何まで「全部一から自分でやる」ことで生まれる「本気」「ガチ」が「人間ドラマ」を生む・・・ある意味、この『かまいまち』は「街グルメの賞レース番組」です!
『かまいまち』
では、どういう理由で、『かまいまち』という番組名になったのですか?
タイトルは、最初、「かまいたち」が「街」を盛り上げる番組だから、『かまいまち』にしようとみんなで何となく決めていました。でも、先ほどお話ししたように「番組の構造」を詰めていくうちに、ある作家さんが「『街』に『かまいまくる』って、『かまいまち』っていうタイトルとぴったりじゃん!」と発言したんです。
その瞬間、「それだ~!」ってなりました。思いっきり「後付け」なのですが、最初からその〝ダブルミーニング〟で考えたことにしちゃおう!と・・・笑。今では、あたかも最初から考えていたかのような雰囲気で、「タイトルは、『街』に『かまう』で『かまいまち』です!」と、公言しています笑。
「かまいたち」のお二人の魅力はどう感じていますか?
「かまいたち」の〝素晴らしさ〟は、山内さんの「奇天烈なボケセンス」と濱家さんの「バランスのとれた天才的なツッコミ&MC力」と思われがちですが、本当にすごいのは、お二人とも、その「逆」もやれるところだと思います。濱家さんの「ボケ」はむちゃくちゃ面白いし、山内さんの「ツッコミ&まわし」もむちゃくちゃ面白い!お二人の〝漫才〟を見ていても、後半から、だんだん濱家さんが「狂気を帯びたボケ」にスライドして、山内さんが「冷静なツッコミ」に回る展開になるネタがあります。こんなオールラウンダーな二人は、なかなかいないと思います。あくまで僕個人の見方ですが、それこそが、「かまいたちの本当のすごさ」だと思います。
あとは、お二人とも「情」に深い、むちゃくちゃ良い人です。僕と「かまいたち」のお二人とは本当に不思議なご縁で、2018年頃、当時、東京に出てきたばかりで、まだ全く仕事のなかった「かまいたち」に、大阪時代から好きだった、という理由で『ワンピース特番』にお声がけしたのが、きっかけなんです。「ホンマに東京で仕事がなかった僕らを、全国区の人気者のさっしーとかみちょぱの並びで出してもらってホンマに嬉しかった。」「そこから、ワンピースの番組で、だいぶ早い段階でMCにもしてもらえて」とお酒を飲みに行くとよく話して下さいます。以降、みなさんご存知の通り、彼らは「爆売れ」することになるのですが、「かまいたち」のお二人は、いまだにその時のことを「恩」に感じて下さっていて、公私ともに、変わらず仲良くさせてもらっています。本当に「情」が深い、素敵なお二人です。
玉野 鼓太郎
声をかけたのは、やはり何かピンと来るモノが、そもそもお二人にあった?
僕のキャスティングの意図は、お二人は、東京でも十分に通用する面白さだと思っていたので、声をかけた感じですね。とにかく、お二人に「番組を盛り上げてほしい」「笑いを作ってほしい」って思っていました。
プレゼンターはどんな方を選んでいるのですか? 組み合わせとかもいろいろ考えているのでしょうか?
ちょっとこれは、制作的な話になるのですが、一枠はみんなが「おおっ~」となる、いわゆる“大物”の人。「この人がリサーチもやるんだ。街を歩き回るんだ」という“大物”枠。もう一枠か二枠が、とにかく頑張ってくれる人、汗をかいてくれる人ですね。そういうバランスはめちゃくちゃ考えていますね。
でも、やはりとにかく「この人が美味しい店を探している姿、面白そう!」って思える人に、是非、お願いしたいですね。
では、審査員のキャスティングのポイント、役割として“期待する”ことは?
審査員キャスティングは、とてもシンプルで、その人が言う「美味しい!」に説得力があるか、だけです。
「初回2時間SP」でいうと、女優の篠原涼子さん・高岡早紀さんですが、きっと美味しいグルメをたくさん食べておられるであろう女優さんの「美味しい!」は、説得力がありますよね?
玉野 鼓太郎
ロケ地としてどの街を選ぶかも、頭を悩ませるところですね?
いろんな要素を踏まえて決めますが、やはり一つは、ある程度、店の数が多いところですね。店がまばらだと、ロケがしづらい面もありますので。あと、僕の基準としては、下町っぽいところ、おばちゃんとかが気さくに喋ってくれたりする、親切でやさしそうな街がいいですね。あとは、その街自体にみんなが興味を持ってくれそうか、という点ですね。例えば、餃子のイメージが強い街でも、実はチャーハンの方が美味かったりすると面白いですよね。
今回、「レギュラー番組」として新たにスタートしますが、ロケの日程など大変な面も・・・
確かに、タレントさんのリサーチロケがある番組なので、スタッフのみんなも、むちゃくちゃ大変です。
でも、それよりも「2年というブランクを経て、レギュラーになった!」という驚きと喜びの方が勝っていて、みんなやる気満々、楽しそうに仕事に向き合っていますね!
その中で、演出担当として果たすべき役割はどんなことだと思いますか?
すべてにおいて「責任」が伴う立場だと思っています。構成から、現場の演出、編集、番組ロゴデザイン、テロップの色味から、かかる音楽のチョイスまで本当にすべてです。特に、僕はロゴデザインや、音楽が好きなので、結構こだわる方です 余談ですが、この番組のテーマソングは、『ちびまる子ちゃん』の主題歌である『ゆめいっぱい』で、僕が「いつか自分が企画した番組のテーマソングに使ってみたい!」とずっと思っていた昔から大好きな曲なんです。結果的に、街を元気づける、この番組にピッタリで、『かまいまち』の世界観を見事につくってくれました。そんな番組のテーマソングを決めたりするのも、演出の大切な仕事だと思っています。
では、この番組で大切にしたいこと、こだわり続けたいこととは?
何があっても、絶対にぶれてはいけないと思うのは、スタッフがリサーチしてロケハンして、スタッフが「美味しい」と思った「お店」ではなく、〝芸能人〟がリサーチしてロケハンして〝芸能人〟が「美味しい」と思った「お店」をプレゼンすること。そこが、この番組の「肝」です!
玉野 鼓太郎

「趣味を仕事にできている人が
一番幸せ」
“恩人”との大切な出会いと
心に刻んだ言葉
タレントさんとの
「深い信頼と関係性」がフジの“強み”

2012年の入社以来、ずっとバラエティ畑と伺いました。
そうですね。希望通り、ずっと大好きなバラエティ番組に携わらせてもらっていて、現在は、『ホンマでっか!?TV』『ワンピースバラエティ海賊王におれはなるTV』などの番組で、演出を担当しています。
で、お恥ずかしい話しなんですが、入社1年目で、奇跡的に「企画」が通ったんですね。そこから、ありがたいことにたくさんの「特番企画」を通してもらい、チャレンジさせてもらいました。ただ、レギュラー番組に直結したものはなかったので、今回、『かまいまち』で、何とか会社に貢献できるように頑張りたいです。
特に印象に残っていることとは?
僕は明石家さんまさんを大尊敬しているのですが、初めてさんまさんの番組を担当させてもらうことになった時のことです。さんまさんに楽屋で挨拶した際、「さんまさん!〝明石家〟というタトゥーを胸に掘るつもりで、精進したいと思います!」と僕が言うと、さんまさんがタバコを燻らせながら「そのタトゥー、自然に浮き出てくるくらいにならんとあかんで」とニヤリと笑って返してくださりました。「さんまさん、あなたに一生ついていきます!」と心に誓った瞬間でしたね。
番組制作を通じて、いろんな方と知り合い、またお世話にもなったかと思いますが、特に影響を受けた方は?
直接的な上司ではないのですが、国民的ヒット漫画「ワンピース」作者の尾田栄一郎先生ですね。
初めてお会いした時、尾田さんから言われた「言葉」がとても心に残っています。当時ワンピース担当だった編成の狩野さんが「尾田さん!このこたろーくんは、ワンピースが大好き過ぎて、今、放送されているワンピースの総合バラエティ企画を考えた子なんです。あの番組を、彼は〝趣味〟でやっているらしいですよ!」と紹介してくださると、尾田先生が「〝趣味〟を仕事にできている人が、僕は一番〝幸せ〟だと思います!ちなみに、僕はワンピースを〝趣味〟で描いています!」とおっしゃられました。その尾田先生の言葉を、今では僕の〝座右の銘〟にさせて頂いています。
ちなみに、僕の座右の銘は、この尾田先生の「趣味を仕事にできてる大人が一番幸せ!」と、さんまさんの「生きてるだけで丸もうけ」です。
デスクの上は、ワンピースのフィギュアが所狭しと並んで・・・

デスクの上は、ワンピースのフィギュアが所狭しと並んで・・・

あともう1人、大好きな上司でいうと黒木彰一さんです。
黒木さんは、僕が入社して一番最初に「27時間テレビ」についた時に、「おまえ、パン屋の息子やろ?おれ、コーヒー屋の息子やねん!仲良くしよや!」と1年目の僕に、気さくに話しかけてくれました。「今のテレビ業界には〝商売人の魂〟が足りて無いから、俺らみたいな〝商売人の息子〟が、年次関係なくガツガツやってかなあかんで!」と言われたのが、とても印象的でした。その黒木さんイズムで、僕は「ワンピースの尾田栄一郎先生にテレビに出てもらいたい!」と思い立ち、ダメもとで「さんまさんが尾田さんの家に遊びに行く企画」を持っていくと「さんまさんならいいよ」とまさかの尾田さんOKを頂き、実現に至りました。

その企画をさんまさんにご説明しようと楽屋の前で待っていると、たまたま黒木さんとバッタリ。すると「おまえ、尾田栄一郎、仕込んだらしいな!センスええやん!」と言われたので「いやいや、黒木さんのおかげですよ!1年目の時の、黒木さんのあの言葉のおかげで・・・」と話した瞬間、「ちょっと待て、お前!その話、頼むから、さんまさんにしてくれよ!〝黒木さんのおかげで〟って、ちゃんとさんまさんに言うてくれよ!約束やぞ!」と強く言われました。
本当におもしろい人です。マイケル・ジャクソンやマドンナをバラエティに出演させた〝伝説的な偉業〟を成し遂げた人なのに、素敵な〝スキ〟がある方で、みんな「黒木さん!」って言いながらどんどん〝好き〟になっていく・・・。
僕にとって、黒木さんは、ほんとに「フジテレビらしいフジテレビマン」です。
玉野 鼓太郎
では、フジテレビのバラエティ番組の“強み”はどんなところだと思いますか?
僕は、フジテレビにどうしても入りたくて就職活動を3年しました。3回目のチャレンジで、何とかフジテレビに入れてもらいました。どうしても〝フジテレビにこだわった理由〟は、子どもの頃から大好きな「明石家さんまさん」の番組をつくりたかった僕にとって、〝さんまさんが最も愛している放送局〟に思えたからです。
実際に、フジテレビに入ってから思ったことですが、フジテレビは「タレント」さんから「ものすごく愛されている放送局だなぁ」と強く感じました。〝フジテレビのためなら〟と「本気」を出してくれるタレントさんがたくさんいる。
そして、そんな「フジテレビを愛してくれるタレントさん」の後ろには必ず、その「タレントさん」のために自分の「人生と魂」を捧げた「フジテレビマン」がいました。明石家さんまさんにとっての「三宅さん」 とんねるずさんにとっての「港さん」 ナインティナインさんにとっての「片岡飛鳥さん」・・・
フジテレビ社員の先輩たちとタレントさんの〝深い信頼と関係性〟を見て「タレントさんへの愛情の注ぎ方」を〝背中〟で学びました。これこそが「フジテレビの強み」だと僕は思います。
玉野 鼓太郎

“人生の遠回り”が自分の誇り
目標は「スマッシュヒット!」
『かまいまち』も〝趣味〟・・・
「熱」では絶対に負けない!

先ほど、フジテレビには3回の挑戦を経て入社したとお話ししていました・・・
どうしてもフジテレビに入りたくて、就職活動を3年しました。1年目はエントリーシート落ち。2年目は3次面接落ち。3年目でようやく入れてもらいました。学生時代はというと・・・特筆すべきことが本当になくて、東大・早稲田・慶応でもなければ、帰国子女でもない、部活も普通で、何にも「語れるもの」が無い人生でした。
そんな中、就職活動の3年間は「つらいこと」の連続でしたけど、その中にも「楽しいこと」や「嬉しいこと」もたくさんあって、今でもプライベートや仕事で助けてくれる「生涯の友達」と出会えたのもこの3年間でした。
あと、一度「人生のどん底」を経験すると、その先の人生で多少の「困難」とぶち当たっても、へっちゃらです。
今では、就職浪人3年という〝人生の遠回り〟をして良かったと心の底から誇れます。
今までの人生で、何も「語るもの」がなかった僕にようやく、ひとさまに「語れるもの」ができたと思っています。
玉野 鼓太郎
では最後に、今後の目標、やりたいことを教えて下さい。
目標は、シンプルで、「スマッシュヒット」をつくることです。僕は、まだ何も会社に残せていないので「フジテレビは、こたろーをとってよかった」と思ってもらえるように頑張りたいですね。
あと、今後やりたい企画は、むちゃくちゃあります!さらば森田さんと昔からプライベートで〝ゴシップ会〟をやっているので、いつの日か「今田(耕司)さんと森田さんのゴシップ番組」はやりたいと思っています。
日本と韓国の〝メンズアイドル〟をかなり前から〝研究〟しているので、「メンズアイドルたちのリアリティショー」もやってみたいです。
あと僕、実は「無類のサッカーオタク」で、好きが高じて、また不思議なご縁で、サッカー日本代表の、堂安律くん、板倉滉くん、久保建英くん、橋岡大樹くんと仲良しなので、サッカー日本代表のエースたちとさんまさんの「サッカードキュメントバラエティ番組」はいつか実現したいと思っています!


尾田さんの言葉を胸に、僕は、ありがたいことに、今〝趣味〟で仕事をさせてもらっています!
たぶん、趣味でやっている人の方が、他の誰よりも「熱」では絶対負けないと思います。


『ホンマでっか!?TV』をつくることも、僕にとって「趣味」です。
学生の頃から「sweet」や「STORY」など女性ファッション誌をほぼ全誌読むほど〝女性誌オタク〟な僕が 〝女性誌で今話題になっていること〟を、『ホンマでっか』で「具現化」しています。エクソソームだったり、フェムケアだったり・・・「趣味」を仕事にさせてもらっています。
『かまいまち』も〝趣味〟?
もちろん、4月からレギュラーで始まる『かまいまち』も、〝趣味〟です。
僕は高級料理店じゃないのに抜群に美味い「隠れ名店」を見つけるのが大好きで、『かまいまち』の内容も、まさにそういう番組です。MCの「かまいたち」も僕にとって〝趣味〟です。『かまいたちの掟』と『へい!タクシー!』を毎回楽しみにしているほどの〝かまいたちオタク〟です。

そんな、誰よりも「趣味」で番組をつくっている『かまいまち』が、4月からレギュラー始まります。
初回の4月18日(木)は、2時間SPです!スタッフ一同、気合い入っています!
おもろいです!ぜひ観てください!
仕事仲間からひとこと
「こたろーは、〝商売人の息子〟だけあって「情熱とガッツ」があります。自分のやりたい企画は何としても意地でも通すし、自分の番組に対しては納得いくまで徹夜して編集するし、見かけによらず、本当に「情熱とガッツ」がある。たぶん、そんなこたろーの「熱意」に、まわりの人はどんどん惹かれていくんだと思います。「かまいたち」さんとはすぐ仲良くなっていたし、気づいたら、サッカー日本代表の「久保くん」とかも仲良くなってて、ある意味、恐ろしいです、、、、これからも「こたろーの情熱とガッツ」でがんばってほしいです」 『かまいまち』番組プロデューサー 
大泉正太(株式会社「ファウンテン」)

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