第8回 2018年5月26日(土)放送 あらすじ

あなたは真っ白なままでいて。笑顔の選択…万感の卒業式

担当していた赤ちゃんが急死してしまった後、千夏(伊藤沙莉)が突然看護学校に来なくなる。瑠美(新川優愛)からの連絡にも携帯の電源を切ったままだ。あの千夏が逃げ出すはずがない。何かあったのだ…異変を直感する瑠美。
千夏の自宅を訪ねると、千夏は健司(柳沢慎吾)の呼びかけにも答えず部屋に閉じこもっていた。瑠美が問い詰めると、千夏は重い口を開く。千夏は、指導看護師から理不尽な要求をされ、拒否すれば退学しかない状況に追い込まれていたのだ。
「あたし、それでもいいと思ってる」思いもよらぬ千夏の言葉に耳を疑う瑠美。一度不正を犯してしまえば、二度、三度と繰り返すようになってしまうかもしれない。千夏にとって、それは耐えがたいことだったのだ。健司の説得にも耳を貸そうとしない千夏の姿を、瑠美は呆然と見つめていた。3年間頑張ってきて、卒業は目前なのに――いったいどうすれば…。

病棟では、瑠美が担当する友香(住田萌乃)の視力が落ちてきていた。少しでも患者の気持ちに寄り添おうとする瑠美。実習もあとわずか。今の私に出来ることは…。
遠野(さとうほなみ)は千夏の一件を瑠美から聞き、「学生が1人退学したところで病院側は何も思わない」とクールな態度を崩さないが、その胸の内は…。
一方、病院を去った番匠(加藤雅也)は、遠野に「二人で別の土地に行かないか?」と問いかける。かつて死ぬほど憎んだ相手に、遠野はどんな答えを返すのか。

実習最終日。
学校を後にした瑠美は、千夏の家に向かう。自分の想いを伝えるために――。
瑠美たちは真っ白なまま看護師として羽ばたけるのか?
涙と笑顔、そして別れ…心洗われる最終回!

キャスト

木崎瑠美: 新川優愛
山田千夏: 伊藤沙莉
佐伯典子: 酒井美紀
遠野藤香: さとうほなみ
日野瞬也: 瀬戸利樹
菱川拓海: 清原翔
山田健司: 柳沢慎吾
木崎智子: 榊原郁恵
番匠光太郎: 加藤雅也

ほか

スタッフ

【原作】
藤岡陽子「いつまでも白い羽根」(光文社文庫 刊)

【脚本】
小松江里子

【音楽】
まらしぃ

【主題歌】
感覚ピエロ「一瞬も一生もすべて私なんだ」

【演出】
阿部雄一

【企画】
横田誠(東海テレビ)

【プロデューサー】
市野直親(東海テレビ)
島崎敏樹(泉放送制作)
壁谷悌之(泉放送制作)

【制作著作】
泉放送制作

【制作】
東海テレビ放送

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