第6回 2018年5月12日(土)放送 あらすじ

瑠美の迷い、千夏の決意、遠野の闇…いま最後の実習が始まる

季節は巡り、3年生の秋になった。
瑠美が母・智子(榊原郁恵)に「貧血気味のクラスメイトがいる」と話したことから、妙な流れで遠野を家に連れて行かざるをえなくなってしまう。来るはずだった千夏(伊藤沙莉)が実習で手が離せなくなってしまい、気まずい雰囲気の遠野と2人で家に帰ると、瑠美の両親は遠野のためにわざわざ貧血に効く煎じ薬を取り寄せて用意してくれていた。戸惑いながらも、瑠美の良き友人のようにふるまう遠野。夕食までともにした帰り道、遠野は瑠美に「いい家族ね。愛されてる」と話す。自分にも家族に愛された記憶があったはずなのに…今ではもう何も思い出せないのだ。「続けてるの?医者探し」瑠美だけが知る遠野の秘密――妹を死なせた医師への復讐。「やめるわよ、もうすぐ」遠野の言葉にホッとする瑠美だったが…。
その夜、遠野は番匠(加藤雅也)の腕に抱かれていた。「何かいいことあった?」「ええ」いつになく幸せそうな遠野に、番匠も微笑む。順調に愛をはぐくんでいたかに思えた2人だったが、それぞれの思惑は…。

学校では、いよいよ最後の実習が始まろうとしていた。小児病棟実習…自分より年若い重症患者に向き合わなければならない過酷な現場。看護師になるための最後の試練。
千夏は10か月の赤ちゃんの、そして瑠美は8歳の女の子の担当になる。そのくったくのない笑顔に好感を持つ瑠美。小児科には拓海(清原翔)も研修医として勤めていて、瑠美に患者のことを説明する。彼女のカルテには、「脳腫瘍」という病名が書かれていた…。

キャスト

木崎瑠美: 新川優愛
山田千夏: 伊藤沙莉
佐伯典子: 酒井美紀(今回出演せず)
遠野藤香: さとうほなみ
日野瞬也: 瀬戸利樹
菱川拓海: 清原翔
山田健司: 柳沢慎吾
木崎智子: 榊原郁恵
番匠光太郎: 加藤雅也

ほか

スタッフ

【原作】
藤岡陽子「いつまでも白い羽根」(光文社文庫 刊)

【脚本】
小松江里子

【音楽】
まらしぃ

【主題歌】
感覚ピエロ「一瞬も一生もすべて私なんだ」

【演出】
谷川功

【企画】
横田誠(東海テレビ)

【プロデューサー】
市野直親(東海テレビ)
島崎敏樹(泉放送制作)
壁谷悌之(泉放送制作)

【制作著作】
泉放送制作

【制作】
東海テレビ放送

バックナンバー