ひかり（小林里乃）は“マリア”と名乗る人物から届いたカードに書かれた“ドナーベビー”という言葉が理解できず、無邪気に聖美（東風万智子）に尋ねる。その言葉に驚がくした聖美は、この10年守ってきた平穏な暮らしを何としても守りたいと願うが…。
一方、病院を継ぐため、医大に入ることを周囲からも期待されている陽（上遠野太洸）。しかし、大学入試の当日、合格する自信がなかったため、仮病を使う。そうとは知らずに心配する繁郎（原田龍二）から命じられ、陽が血液検査を受けると、聖美が最も恐れていた結果が出てしまう。
そんな中、自分がなぜ生まれてきたのか知りたくなったひかりは、弘明（金子昇）を訪ねて行き…。