ある日、星川（風間トオル）が聖美（東風万智子）を訪ねて来る。愛美（三輪ひとみ）の暮らしぶりを見に来たと言うが、その傍らには、星川の一人娘の結花（諸江雪乃）がいた。実は、今日の訪問も、同じ学校に通う峻（谷藤力紀）に興味を持った結花が、星川にせがんだものだった。
かつて、聖美が星川と結婚寸前だったことを知る結花は、聖美に屈託のない笑顔を見せる一方で、ふとした瞬間に棘のある発言をする。峻は結花たちに愛美のことを隠し通すため、一刻も早く星川親子に帰ってもらいたいと願うが…。
その夜のこと。繁郎は、星川の前で堂に入った妊婦ぶりを見せた聖美を讃える。聖美は、以前繁郎から偽妊婦と言われたことがあった。その言葉を聞き、聖美はおどおどせず、自信を持つことが大切と気付いたのだと語る。