第3回 2014年1月21日(火)放送 あらすじ

CT画像は語る

白鳥(仲村トオル)が、再び送られてきたCT画像を島津(安田顕)に見せると、画像の撮影者が専門家ではない“素人”だと判明。さらに、島津から遺体の推定年齢と骨格の特徴を聞いた白鳥は、心当たりで表情を曇らせ、撮影された場所は碧翠院ではないかと田口(伊藤淳史)に告げる。
一方、碧翠院には、すい臓がんを宣告された25歳の中学校教師・菊池日菜(南沢奈央)が転院してくる。死を間近に感じ、自暴自棄になった日菜は、治療や検査、食事までも一切拒否。そんな日菜に対し、田口は「一緒に頑張っていきましょう」と励ましの言葉をかけるが、かえって日菜を怒らせてしまう。母親をがんで亡くした日菜は、治療に伴う苦しみを十分に知っているため、自分は痛みや苦しみを味わうことなく早く楽に死にたいと考えていたのだ。しかし、消灯後の病室には、おえつを漏らしながら、ひそかに涙する日菜の姿があり…。
その頃、白鳥の元には“タチバナ”から3通目のメールが届く。1通目には太股と手、2通目には胸と腹のバラバラのCT画像。そして、今回添付されていたのは頭部の画像。後頭部に皮下出血があることに気付いた白鳥は、島津にCT画像を転送して死因の特定を急ぐ。そして白鳥は「画像の送り主は、そろそろ明かす気になったみたいだね」と、それが誰の遺体なのか、死因は何なのか、特定に思いをめぐらせ…。

キャスト

スタッフ

【原作】
海堂尊

【脚本】
後藤法子

【プロデューサー】
豊福陽子(関西テレビ)
遠田孝一(MMJ)
八巻薫(MMJ)

【音楽】
羽岡佳

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