マンションを追い出された夏希（白石美帆）。このままでは家なき子になってしまう！ところが、同期の修習生・香苗（山田キヌヲ）が自宅を間借りさせてくれると助け船を出してくれる。ほっとする夏希。持つべきものは良き同期！？
同期は香苗の他にもお坊ちゃん体質の貞九朗（森廉）、男の扱いに慣れた結衣（草刈麻有）、そして常に他人と距離をとる浩平（夕輝壽太）の3人がいた。夏希は当面、指導弁護士・神谷（湯江健幸）の下で貞九朗、浩平とともに修習に当たることになる。が、最初の案件で問題が起こる。依頼人からの説明途中に神谷が担当を降りてしまったのだ。代わりに所長のさくら（中村玉緒）自身が担当になると言うが、さくらはやたらと夏希に問題を押し付けてきて……
案件は遺産相続問題だった。依頼人は海外で活躍する天才バイオリニストの横井幸（西山繭子）。父親の死で銀行口座が凍結され、さらに会ったこともない腹違いの兄から、法定相続分以上の金を寄こせと詰められていると言う。「1年のほとんどを海外で活動する自分にとってこの口座は日本にいる父との絆だった」と言う幸の言葉に、夏希の中でスイッチが入り……