愛の迷宮
重い秘密
文香の妊娠で、鮎川家は幸せに包まれる。そんな中、光男からも別居をきりだされ、孤独感を募らせる可奈子。文香のお腹の子どもの父親は航太に間違いない、と口走る。怒った光男は可奈子を殴りつける。その夜、街に飛び出した可奈子が、急性アルコール中毒で病院へ運ばれる。病室へ駆けつけた文香は、可奈子の光男への愛の深さを知り、辛い気持ちになる。それからまもなく、可奈子は恵理香を置いて、鮎川家を出ていく。
7カ月後、1966年6月。出産の迫った文香が体調を崩して入院する。その深夜、航太が文香の前に現れ、子どもの父親は自分だ、と主張する。
7カ月後、1966年6月。出産の迫った文香が体調を崩して入院する。その深夜、航太が文香の前に現れ、子どもの父親は自分だ、と主張する。