愛の迷宮
永久の約束
春樹の画策で社長の座を追われることになった光男。守ってきた会社を失い、家族もバラバラ。全てを失った光男の前にゆりあが現れる。25年前の真実を明らかにするために…。何も答えようとしない光男。そんな光男にゆりあは自分は聞く義務がある、と告げる。自分は鮎川光男の娘なのだと…。光男はついにその重い口を開く。光男の口から出た真実はゆりあにとって衝撃だった。25年前、文香を撃ったのは光男…光男が航太を撃とうとした弾に、航太をかばった文香が当たって死んだ。やはり自分は殺人者の娘だった…。ゆりあは最後にひとつだけ質問する。光男は文香を愛していたのか、と。光男は答える。愛していた、と。