愛の迷宮
絵を描く少年
10年後。養護施設で暮らす天涯孤独のゆりあは、ある日、湖畔で、絵を描いている少年と知り合う。その優しい笑顔に心が揺れるゆりあ。鮎川家では、再婚した光男と可奈子たち家族が揃って別荘で休日を過ごしていた。折しもその日は母の日で、春樹は、絵の上手な兄の拓真に母の絵を描いてほしいとせがむ。それを皮肉っぽい目でながめていた恵理香は、拓真の本当の母親は可奈子ではない、と言いだす。光男は、拓真に本当の母親のことを語る。
花屋の前で、ゆりあは白いカーネーションの花束を抱えた少年と再会する。
花屋の前で、ゆりあは白いカーネーションの花束を抱えた少年と再会する。