高校入試
応接室では、相田清孝(中尾明慶)をめぐって滝本みどり(南沢奈央)と石川衣里奈(山崎紘菜)が激しくののしりあっていた。春山杏子(長澤まさみ)ら教師たちが必死に2人を止めている。それを見ていた村井祐志(篠田光亮)が突然「いい加減にしろ!」と叫び、応接室はしんと静まりかえった。杏子ら教師たちは村井に注目する。一高出身でない村井は自分の子供時代の一高に対するあこがれや中学時代のつらい思い出、そしてやむなく一高受験を断念した経緯などを語り、入試の大切さを切々と訴えた。そして村井はある人物を指さし、受験をぶちこわそうとしている目的を問いかけた。応接室にいた教師たちは驚いた様子で、村井の指さした人物に注目する…。