第2回 2006年1月19日(木)放送 あらすじ

女とは、そういうもの

 夜の動物園デートを終えた伸木(唐沢寿明)とカナ(紺野まひる)は食事へ行く。カナの無邪気な笑顔に見惚れる伸木…。そのころ妙子(片瀬那奈)は仁志(藤木直人)の事務所を訪ね離婚の相談をしていた。
 また、病院では沼津(大泉洋)が伸木宛てに打った美村教授(古谷一行)に対する告発メールが、医局全体に送られ、騒ぎになっていた。メールには伸木も告発に賛同するかのような記述もあり、伸木の立場が揺れた。
 深夜になって伸木が家に帰ると家が荒れている。妙子が暴れたのだ。だが、みすず(北村一葉)は「ママは悪くないよ」と弁護する。その日は妙子が大切にするプロポーズ記念日だったのだ。鍵の掛かった寝室から「愛が昔と変わってないって証明して」と妙子が訴える。
 翌朝、伸木が病院へ行くと、越智(田山涼成)がメールの一件を教えてくれた。案の定、伸木は病院中で腫れ物になってしまった。もちろん美村の態度もそれまでとは一転して厳しいものとなった。一方で美村は昨夜の手術の腕について竹林(谷原章介)を誉めそやす。竹林は不思議に思った。手術をしたのは伸木であり、それを美村が知らないのだ…。
 伸木が家に帰ると、なんと鍵が開かない。妙子が鍵を変えてしまったのだ。伸木はしょうがなく、直江(勝村政信)のギャラリーを訪ねた。そこへカナがやって来た。直江が事情を説明すると、カナは「ウチ来れば?」といたずらっぽくからかう。結局、直江のところで一泊した伸木は、仲睦まじい直江一家の姿を見て自分の生活を振り返るのであった。
 伸木は病院へ訪ねてきたカナから、思いがけず妙子に鍵を開けさせる方法のヒントをもらい、仁志とともに海の見える丘にやって来た。伸木が妙子にプロポーズした場所である。当時を思い出す伸木。そこにはカナの言ったとおり、答えがあったが…。仁志はカナは伸木の手に負える相手じゃないと忠告するのだった。

キャスト

唐沢寿明
藤木直人
片瀬那奈
大泉 洋
紺野まひる
谷原章介
古谷一行

スタッフ

■原作
 柴門ふみ「小早川伸木の恋」(小学館刊 ビッグコミック)

■脚本
 武藤将吾

■プロデュース
 喜多麗子
 古屋建自

■演出
 武内英樹

■音楽
 Face 2 fAKE

■制作著作
 フジテレビ

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