鍵のかかった部屋

番組紹介

大野が演じるのは、大手警備会社に所属する榎本径(えのもと・けい)。しかし、この男、普通の警備会社社員とはかなり異質の存在。榎本は、本社ビル内の暗い廊下の奥にある備品倉庫室で日々ひたすらセキュリティ(特に鍵や錠前)の研究に没頭する、いわゆる“防犯オタク”なのだ。
性格は冷静沈着でとっつきにくく、一見近寄りがたい風体で、鍵や錠前をはじめとした防犯アイテムの知識はもちろんのこと、物理や化学、建築などに関するあらゆる基礎的理論にも造詣が深く、「この世に破れない鍵はない」と自信を持つマニアックな男だ。
そんな榎本が、ひょんなことから密室事件の真相解明を依頼される。殺人事件の解決にはまったく興味がないが、「密室」というキーワードを聞くと、表情が変わり…。
あまり感情を出さない淡々とした語り口調が不気味とも取られがちだが、膨大な知識を持つ上に、その鋭い洞察力と集中力で、完全犯罪と思われた事件の解決への糸口を、密室を破ることで見出していく…。こんな榎本役を大野が演じることにより、月9ならではのスタイリッシュでおしゃれなテイストは保ちつつ、今までとは違う新たなヒーロー像が誕生する。

出演者

スタッフ

【原作】
貴志祐介「鍵のかかった部屋」「硝子のハンマー」「狐火の家」(角川書店)

【脚本】
相沢友子(『鹿男あをによし』、映画「プリンセス・トヨトミ」他)

【プロデューサー】
小原一隆(『夏の恋は虹色に輝く』『不毛地帯』演出他)

【協力プロデュース】
中野利幸(『私が恋愛できない理由』『流れ星』他)

【演出】
松山博昭(『ライアーゲーム』『東京リトルラブ』他)
加藤裕将(『ラストフレンズ』『イノセントラブ』他)
石井祐介(『私が恋愛できない理由』『流れ星』他)

【制作】
フジテレビドラマ制作センター

楽曲紹介

【主題歌】
嵐「Face Down」

バックナンバー