愛しき者へ
#63 はずした指輪
薫が小淵沢の美怜に会いにいく。美怜を苦しめたことを謝り、どこにいてもあなたを愛している、と告げて、幻のように去っていく。
春菜が薫を追ってくる。春菜は美怜に薫の病気のことを知らせ、美怜がみんなの生きる希望だったことを語る。
その夜、薫は荷物をまとめて松園邸を出ていこうとする。貴士が引きとめようとするが、薫の決意は変わらない。
そこへ、美怜が飛び込んでくる。薫に謝り、薫のそばが一番いい、と涙で訴える。貴士も薫への愛を誓う。
薫は手術を受ける決心をする。そして、春菜にその執刀を頼む。
思いがけない申し出に、困惑する春菜…。
春菜が薫を追ってくる。春菜は美怜に薫の病気のことを知らせ、美怜がみんなの生きる希望だったことを語る。
その夜、薫は荷物をまとめて松園邸を出ていこうとする。貴士が引きとめようとするが、薫の決意は変わらない。
そこへ、美怜が飛び込んでくる。薫に謝り、薫のそばが一番いい、と涙で訴える。貴士も薫への愛を誓う。
薫は手術を受ける決心をする。そして、春菜にその執刀を頼む。
思いがけない申し出に、困惑する春菜…。