ある日、春菜は宇治に頼まれて、研究用のサンプルとしての採血に協力する。実は、代理母出産の候補としての血液検査だった。
　また、春菜は宇治の頼みで、医学論文の翻訳の手伝いをすることに。
　薫は貴士とのぎくしゃくした関係を修復するために、代理母出産を望んでいた。貴士の気を引くために、他の男性に身を任せたりするが、ますます自分が惨めになるばかりだった。
　春菜はお金のために代理母出産をする麻子にショックを受け、学と代理母出産について話し合う。
　そんなとき、学が治療した患者が突然死亡するという事件が起きる。看護師の洋子がさしだしたカルテを見て、学は愕然とする。