愛しき者へ
#61 隠していた病気
麻也と美怜が家出。小淵沢の国道を歩いているところを警官に保護される。連絡を受けた輝子は二人を迎えにいき、春菜もすぐに駆けつける。
春菜の説得にもかかわらず、子どもたちは帰ろうとしなかった。両親と相談した結果、しばらく二人を実家で預かってもらうことにする。
春菜は貴士に、お金を返すから美怜を返してほしい、ときりだす。たとえ薫と別れるようなことがあっても、美怜は渡さない、と貴士は憮然とする。
一方、薫は春菜に貴士との結婚を勧める。そのほうが美怜も幸せだと。
そんなとき、春菜は芙美から、薫が乳癌であることを知らされる。
春菜の説得にもかかわらず、子どもたちは帰ろうとしなかった。両親と相談した結果、しばらく二人を実家で預かってもらうことにする。
春菜は貴士に、お金を返すから美怜を返してほしい、ときりだす。たとえ薫と別れるようなことがあっても、美怜は渡さない、と貴士は憮然とする。
一方、薫は春菜に貴士との結婚を勧める。そのほうが美怜も幸せだと。
そんなとき、春菜は芙美から、薫が乳癌であることを知らされる。