愛しき者へ
#57 無言の抵抗
春菜が美怜の実の母親だと知った麻也は、自分の居場所がなくなり、良平に会いにいく。
良平は貴士に三千万の小切手をさしだし、美怜を買い戻したいときりだす。貴士はその場で小切手を破り捨てる。
良平の店で、春菜と薫が鉢合わせする。母親としても、妻としても、生きる自信がなくなった、と肩を落とす薫。
それからまもなく、春菜は麻也を連れて実家へ帰る。泰三と輝子のやさしさに、思わず涙ぐむ麻也。泰三は血がつながっていなくても心がつながっていれば十分だ、と麻也に言い聞かせる。
春菜は泰三に診療所で働きたいと相談するが、断られる。
良平は貴士に三千万の小切手をさしだし、美怜を買い戻したいときりだす。貴士はその場で小切手を破り捨てる。
良平の店で、春菜と薫が鉢合わせする。母親としても、妻としても、生きる自信がなくなった、と肩を落とす薫。
それからまもなく、春菜は麻也を連れて実家へ帰る。泰三と輝子のやさしさに、思わず涙ぐむ麻也。泰三は血がつながっていなくても心がつながっていれば十分だ、と麻也に言い聞かせる。
春菜は泰三に診療所で働きたいと相談するが、断られる。