愛しき者へ
#48 誰にも言わない
春菜の取材を続ける美怜は、今度は麻也に頼んで、マンションまで案内してもらう。美怜の父親の名前を聞かされた麻也は、見覚えのある名前だったのではっとする。それは春菜が大事にしているCDの人の名前だった。
そこへ、春菜が帰ってくる。春菜は美怜を邸まで送り届けるが、貴士に、麻也と美怜をもう会わせたくない、と訴える。
翌日、麻也に会うことを親から禁じられた美怜が、放課後、こっそり麻也を自分の部屋に連れてくる。そのとき、薫と芙美がやってきたので、二人はあわててベッドの陰に隠れる。「薫は美怜の本当の母親ではない」・・・聞こえてきた芙美の言葉に、二人は凍りつく。
そこへ、春菜が帰ってくる。春菜は美怜を邸まで送り届けるが、貴士に、麻也と美怜をもう会わせたくない、と訴える。
翌日、麻也に会うことを親から禁じられた美怜が、放課後、こっそり麻也を自分の部屋に連れてくる。そのとき、薫と芙美がやってきたので、二人はあわててベッドの陰に隠れる。「薫は美怜の本当の母親ではない」・・・聞こえてきた芙美の言葉に、二人は凍りつく。