愛しき者へ
#43 名もなき赤ん坊
春菜は意識不明の麻子を一生懸命看病するが・・・。ベッドの麻子の手には一枚のメモが握られていて、自分の産んだ子どもがいる乳児院の住所が書かれてあった。
春菜はその乳児院を訪ねる。すると、赤ん坊は一週間前に親族の代理に引き取られたという。春菜はそれが宇治であることをつきとめ、会いにいく。
最初は口を閉ざしていた宇治も、春菜の厳しい追及に、ある病室に春菜を案内する。そこには人目を避けるように麻子の子どもが寝かされており、名前もまだつけられていなかった。
その頃、薫は貴士が隠していた離婚届を見つけ、衝撃を受ける。心を入れかえて美怜の世話をしようとするが、うまくいかない。
春菜はその乳児院を訪ねる。すると、赤ん坊は一週間前に親族の代理に引き取られたという。春菜はそれが宇治であることをつきとめ、会いにいく。
最初は口を閉ざしていた宇治も、春菜の厳しい追及に、ある病室に春菜を案内する。そこには人目を避けるように麻子の子どもが寝かされており、名前もまだつけられていなかった。
その頃、薫は貴士が隠していた離婚届を見つけ、衝撃を受ける。心を入れかえて美怜の世話をしようとするが、うまくいかない。