愛しき者へ
#37 我が子との別れ
春菜は新生児室に寝かされているわが子と対面。プレートには「松園美怜」と書かれていた。春菜は、一度でいいから子どもを抱かせてほしい、と宇治に訴えるが、聞き入れられない。
翌日、薫は赤ん坊を連れて帰宅。春菜のいた部屋を子ども部屋へと改装する。
春菜もまもなく退院。重原から春菜の荷物を収めてある貸し倉庫のチケットを渡される。新しい部屋も用意してあるというが、春菜は拒否する。
春菜は松園邸を訪ね、薫に、子どもを抱かせてほしい、と懇願する。薫は、今日限り子どものことは忘れてほしい、と門前払いする。
自暴自棄になった春菜は深酔いして、行きずりの男に誘惑されそうになる。
翌日、薫は赤ん坊を連れて帰宅。春菜のいた部屋を子ども部屋へと改装する。
春菜もまもなく退院。重原から春菜の荷物を収めてある貸し倉庫のチケットを渡される。新しい部屋も用意してあるというが、春菜は拒否する。
春菜は松園邸を訪ね、薫に、子どもを抱かせてほしい、と懇願する。薫は、今日限り子どものことは忘れてほしい、と門前払いする。
自暴自棄になった春菜は深酔いして、行きずりの男に誘惑されそうになる。