愛しき者へ
#36 新しい母親
春菜は予定日より早く女児を出産。赤ん坊を抱く薫の涙を見たとき、これでよかったのだと安心して、眠りに落ちる。
やがて、目をさました春菜は、一人で一般病室に寝かされていた。看護師に赤ん坊のことを聞くと、中絶患者として扱われていたので、春菜は取り乱す。宇治は、春菜の仕事はもう終わったのだから赤ん坊に会わせることはできない、と冷たく言い聞かせる。
その頃、薫の病室では、重原や薫の友人たちが祝福に駆けつけ、幸せな雰囲気に包まれていた。貴士は赤ん坊の名前を考え、出生届を出しにいく。
どうしても自分の産んだ子に会いたい春菜は、新生児室へ向う。
やがて、目をさました春菜は、一人で一般病室に寝かされていた。看護師に赤ん坊のことを聞くと、中絶患者として扱われていたので、春菜は取り乱す。宇治は、春菜の仕事はもう終わったのだから赤ん坊に会わせることはできない、と冷たく言い聞かせる。
その頃、薫の病室では、重原や薫の友人たちが祝福に駆けつけ、幸せな雰囲気に包まれていた。貴士は赤ん坊の名前を考え、出生届を出しにいく。
どうしても自分の産んだ子に会いたい春菜は、新生児室へ向う。