愛しき者へ
#34 一枚の愛の楽譜
麻子が無事男児を出産。赤ん坊は依頼人にすぐ引き取られ、まもなく退院した麻子は念願のイタリア行きの準備にとりかかる。春菜は自分もそんなふうに気持ちを切りかえられるかどうか、自信が持てない。
そんなとき、貴士がヨーロッパへ演奏旅行にいくことになる。半年は帰ってこられないというので、春菜は裏切られた思いだ。
麻子がデザイナーになる夢をかなえるため、イタリアへ出発する。
それから二週間後、貴士の旅立ちがいよいよ明日へと迫る。深夜、部屋で泣いている春菜のもとへ貴士が訪れ、一枚の楽譜を置いていく。そこには「愛しき者へ」というタイトルが書かれていた。
そんなとき、貴士がヨーロッパへ演奏旅行にいくことになる。半年は帰ってこられないというので、春菜は裏切られた思いだ。
麻子がデザイナーになる夢をかなえるため、イタリアへ出発する。
それから二週間後、貴士の旅立ちがいよいよ明日へと迫る。深夜、部屋で泣いている春菜のもとへ貴士が訪れ、一枚の楽譜を置いていく。そこには「愛しき者へ」というタイトルが書かれていた。