代理母出産の話を聞いた修は、春菜を取り戻すため、貴士を恐喝。三千万を要求する。
　貴士は父親の形見のヴァイオリンを修にさしだす。
　すると、修はそのヴァイオリンとひきかえに春菜を自由にしてほしいときりだす。今すぐ代理母をやめてほしいと。
　そこへ、春菜が駆けつける。春菜は自分の意志で代理母を引き受けたことを修に語り、お腹の子は松園夫婦や自分の生きる希望だと訴える。
　そのことがきっかけで、気持ちがふっきれた春菜は、改めて代理母として生きる決心をする。そして、貴士との愛を過去の思い出として、記憶の彼方へと封じ込める。