春菜は貴士から、薫に頼まれて別荘へ来たのではないか、と問い詰められるが、否定する。
　翌日、春菜は貴士に誘われて釣りに出かける。春菜の前では本音を話すことができるという貴士。二人の心は打ち解けていく。
　その夜、春菜は薫からの電話で、受胎のチャンスはあと二日、うまくいかなければ貴士に何もかも話す、と脅かされる。
　貴士のことを知れば知るほど、春菜はビジネスだと割り切って貴士と関係を持つことができなくなる。春菜は東京へ帰る決心をする。
　が、貴士に引き止められ、自然に涙があふれてくる。
　そんな春菜を貴士はやさしく抱きしめ、二人は結ばれる。