第24回 2004年3月27日(土)放送 あらすじ

『無常のかぜ』
『非情なる裁定』
『燃える銀河』

「無常のかぜ」
 アルフォート星団帝国軍に攻撃され、激しく損傷したビッグワンが、クーロン星宙域からワープアウトし宇宙空間に姿を現した。その衝撃で激しい振動の中、ルイが床に叩きつけられる。煙りの尾を引きながら降下していくビッグワンは、危うくもなんとか第4番惑星に不時着をすることができた。ルイは意識もなく、おびただしい出血が……。任務優先で「そんな奴は放っておけ」と命令するイワノフにバルジは反抗を見せる。そしてブルースと学は輸血用の血液を求め、病院へジープを走らせた。一方、べガ小隊、リゲル小隊、アクルス小隊が応援にクーロン星宙域へ向かうが、星団帝国軍の圧倒的な集中砲火を受け、アクルス小隊は壊滅する。熱くなる村瀬に、バルジは「今は耐えて逃げろ」と説得する。ルイの出血はまだ止まる様子を見せない……。

「非情なる裁定」
 哀しいブルースハープの曲をバックに、ビッグワンがディスティニー駅に到着する。プラットホームには正装したSDFの隊員たちが並び、学たちが出て来るのを待っていた。到着間もなく、バルジ隊長はイワノフへの命令違反を問われ、査問委員会にかけられることになる。裁定はバルジ隊長の解任、シリウス小隊の解散であった。散りじりバラバラになる学・デヴィッドたち、特に学は裁定に納得できず自暴自棄に陥り荒れた生活を送っていた。そこへ、クーロン星宙域で行方を消していたアルフォート星団帝国軍が、突如として現れる。警戒態勢に入るSDF。そして学の取るべき道は……。

「燃える銀河」
 アルフォート星団帝国軍がいよいよ総攻撃態勢に入った。SDFは全小隊に出動命令を発令。シリウス小隊解散後、デヴィッドはリゲル小隊へ、学はべガ小隊へと配属され、それぞれ迎撃に向かった。またSDFを信用しないイワノフは、SDFより先にSPG部隊を特別に出動させる。しかし、星団帝国軍の攻撃力の前に一瞬でSPG部隊は全滅させられてしまう。広範囲に広がる戦地で、次々とSDF小隊が撃ち落とされ、遂にスピカ小隊も決定的な砲撃を浴びてしまう。手負いのべガ小隊は救出に向かうのが精一杯で、瀕死のままディステニーへ帰還する。もはや出動できるのは、列車倉庫に眠る解散したシリウス小隊の“ビッグワン”だけとなった……。

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