企画概要 |
放送日 :2002年10月13日(月)、15日(水)〜17日(金) 計4回
スタッフ
編集長 塚本 幹夫
プロデューサー 森山 俊輔
総括デスク 小林 剛浩
ディレクター 清水 俊宏
上法 玄
松尾 加奈子
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企画内容 |
シリーズでお送りしている「教育企画」の第3弾です。
この企画では、毎回、「子供たちが本来持っている能力を引き出す」独自の教育をしている人たちを取り上げ紹介しています。
今回は、主に、公立小学校で行われている、教室と実社会を結びつける教育を取材しました。完全週休2日制や「総合的な学習の時間」がスタートした公立小学校では、社会人講師を招いたり、子供たちが社会に対して自分の考えを提言をしていくなど、想像以上の改革が行われています。
*10月14日(火)は別企画「拉致被害者帰国から1年」を予定しています。
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第1回 10月13日(月)「森の学校」
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かつては、生徒数2000人を越えるマンモス校だった横浜市立矢向小学校。少子化と新設校ができた影響で、今では18の空き教室ができてしまいました。そこで、教職員、生徒、父母、地域住民、そして役所が一体となって、「森の学校」を創ろうと立ち上がりました。といっても、緑豊かな環境をつくるというのではなく、森の持つ「潤い・豊かさ・共生・循環」という性質を学校とそこで暮す子供たちの中に創り出そうというもの。その試みをご紹介します。
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第2回 10月15日(水)「スチューデント・シティー」
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子供たちに、社会や経済のしくみを体験的に理解してもらおうと、東京品川区で始められた「スチューデント・シティ」。品川区の南八潮小学校の空き教室に作られた、本物同様の銀行、コンビニエンスストア、企業などの小さな街で「働くこと」で、子供たちは地域の一員としての自覚や社会での役割や責任を実感していきます。アメリカの小学校で始まった学習プログラムですが、日本の子供たちも楽しみならがホンモノを体験しています。
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第3回 10月16日(木)「放課後学習チューター」
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文部科学省が今年5月にはじめた「学力向上アクションプラン」。そのひとつが教員志望の大学生が公立小・中学校の生徒に対して、放課後、個別の補習授業をするというもの。生徒たちの勉強のつまずきを解消したり、学習意欲を向上させることが目的のこのプランの実際をご紹介します。
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第4回 10月17日(金)「ポートフォリオ学習」
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自分で考え、行動し、壁を越えたり、夢を実現していく力を身につけること。そのために有効な方法が、「ポートフォリオを使った学習である」と提唱するのは、自ら「未来教育デザイナー」と称する千葉大学講師の鈴木敏恵先生。言葉は聞いたことはあるけれどという方も多いかもしれません。「ポートフォリオ」を使った学習がどのようなものなのか、また、それを通じて子供たちがどのように変化しているのかをご紹介します。 |