あらすじ
<第4回> <第5回> <第6回>

<第4回>
 小谷チヨ(広末涼子)と一緒に、初めて産婦人科に行った平尾隆之介(竹野内豊)。小松原医師(沢村一樹)が見せるチヨのお腹に宿った小さな命に、隆之介は感動する。順調な発育を2人に説明する小松原だが、なぜかチヨの姉、亜紀(石田ゆり子)にこだわる。
 産婦人科からの帰り、チヨは隆之介に2人と子供の将来設計を語りだした。一徹に勝手に仕事を辞めさせられたチヨが夢見る未来の家庭の裕福さに隆之介はドキッ! 今乗っているツーシーターの車さえ、3人になったら使えないのだ。
 川口英太郎(阿部寛)のマンションに、亜紀、有森みさと(片瀬那奈)、新庄巧(妻夫木聡)、田中和正(酒井敏也)、昌子(今井陽子)が揃って隆之介の車を巡っての作戦会議。そこでチヨは、意外にも安かった隆之介の給料の現実を知らされる。それでも隆之介は、大事な車は手放せないと言い張った。
 翌日、隆之介の仕事場に母の公子(木の実ナナ)から電話が入る。仕事を終え、チヨも呼んで家に帰った隆之介を、公子は夕食を作って待っていた。チヨの母、淑子(高林由紀子)から夫の一徹(千葉真一)が捻挫して寝ていると報された公子は、この機会にみんなで一徹の下へ改めて隆之介とチヨの結婚決意表明に行こうと思い立ったのだ。だが、相変わらず綾小路麗奈(井上佳子)を呼んでいた公子。チヨとのバッティングは隆之介によって避けられたが、公子の勘違いは別の方向へ。
 決意表明当日、チヨが頼りにする亜紀は同行しないと言い出す。仕事だと言う亜紀だが、念入りな化粧に、英太郎も怪訝な顔。英太郎にも断られ、結局一人実家に向かうチヨ。隆之介の車には公子が乗っているためだ。
 その頃、みさとは巧とデート中。ホテルに誘っても何もしなかった理由をただすみさとに、巧は仕方なく「ある事」を告白。と、別のテーブルにいた男が巧の話を聞いて近寄ってきた。巧をしきりにほめる男は小松原医師。小松原もデートの真っ最中だと言う。みさとと巧が見た小松原のデートの相手は・・・。
 一方、小谷家では動けない一徹へ公子と淑子が結託して、隆之介とチヨの結婚を承諾させる作戦が続いていた。

<第5回>
 平尾隆之介(竹野内豊)から指輪を受け取った小谷チヨ(広末涼子)は、正式に仕事を辞めて赤ちゃん作り、家庭作りへの意欲満面。しかし、隆之介には、まだ乗り越えなければならない障壁が残っていた。チヨの父、一徹(千葉真一)である。チヨは、しばらく様子を見ようと言うのだが、そんな話をオープンカフェでしている2人を一徹が見ていることには気がつかなかった。チヨが気になる一徹は尾行を開始したのだ。
 帰り道、次の週末に隆之介の家に行くと言うチヨ。隆之介の母、公子(木の実ナナ)が旅行に行くので、留守番に来て欲しいと頼まれたのだ。承諾する隆之介に、綾小路麗奈(井上佳子)から電話が入る。即座に切ってしまう隆之介だが・・・。
 川口英太郎(阿部寛)のマンションに、隆之介を除くメンバーが集まった。今回の議題は「レイナちゃん」。顔をしらないチヨ、英太郎、亜紀(石田ゆり子)、有森みさと(片瀬那奈)、田中和正(酒井敏也)&昌子(今井陽子)は、隆之介とレイナの関係をただ一人知っている新庄巧(妻夫木聡)に、レイナの説明を迫る。 巧は真実を話そうとするが、議題はあらぬ方向へ。さらに、英太郎、亜紀、和正のあやふやな目撃談で、隆之介にはレイナの他にも「女」がいることにされてしまう。チヨの不安が高まる。
 週末のチヨのお泊まりを前に、隆之介は麗奈の誤解を解こうとする。しかし、自分が結婚することを留守電に入れることしか出来なかった。
 そして、週末。平尾家の前には不審な人物が・・・。部下を連れた一徹が張り込んでいた。そんなことは知らない隆之介、玄関のチャイムにチヨが来たと応対するのだが、来たのは麗奈。冷や汗たらりの隆之介。さらに、田中夫婦まで来て大混乱。ようやく、チヨがやってくるのだが・・・。

<第6回>
 平尾隆之介(竹野内豊)につきまとう、思い込み女、綾小路麗奈(井上佳子)の出現で小谷チヨ(広末涼子)は父、一徹(千葉真一)とともに実家に帰ってしまった。隆之介は、麗奈とチヨを間違えていた母の公子(木の実ナナ)を責める。しかし、この件を巡って川口英太郎(阿部寛)のマンションで開かれた会議で、有森みさと(片瀬那奈)は巨乳合コンに出かけた隆之介に原因アリと発言。隆之介は、ともかくチヨの誤解を解こうと携帯に電話するのだが、電源を切られてしまった。
 新庄巧(妻夫木聡)の後押しで、隆之介は小谷家に直談判に行く決意を固める。だが、とったばかりの仕事、エカチェリーナのCFスケジュールは、かなりハードで…。
 一方、小松原修造(沢村一樹)から、結婚を前提とした交際を申し込まれたチヨの姉、亜紀(石田ゆり子)は迷っていた。英太郎に、小松原との結婚話を振るのだがハッキリした答えを得ることが出来ない。
 その頃、小谷家では隆之介の訪問を当事者のチヨだけでなく、母の淑子(高林由紀子)、そして一徹も少し期待して待っていた。
 隆之介は巧とともにCF撮影に忙殺されていた。亜紀の件を相談に来た英太郎の相手も出来ない隆之介。それでも、チヨに連絡しようと電話するのだが、携帯は依然留守番電話サービスのまま。そこに、なぜか麗奈がやってきて、隆之介にプレゼントを渡して帰る。隆之介、分けが分からない。仕事に戻る隆之介。
 小谷家では、一徹がついにしびれを切らせた。隆之介は結婚をあきらめたと決めつける一徹に、チヨは泣き出してしまう。困惑する一徹に、淑子は隆之介に会って話して来て欲しいと言い出す。一徹は、相手にもしないと思いきや、何処へと出かけてしまう。
 一徹不在の小谷家に、公子がやって来た。公子は、麗奈の件が全て自分の誤解から生じたことをチヨと淑子に告げるのだが…。


戻る

バックナンバー
[第1-3回] [第4-6回] [第7-9回] [第10-11回]