第2回 2012年7月8日(日)放送 あらすじ

記憶を失うとき一番大切な人を傷つける

木下圭介(豊川悦司)は、若年性アルツハイマー病と診断されたことを、娘の美雨(芦田愛菜)をはじめ、誰にも言えずにいた。美雨は圭介の様子を友達の新井小太郎(高木星来)に相談する。同じ頃、「中村産業」では社長の中村富美夫(蟹江敬三)が圭介に、翌日行われる大事な取引先との打ち合わせで使う資料を手渡しするついでに、娘の西脇アカネ(中谷美紀)の事情を聞いてないか探りを入れる。しかし妻の千恵子(丘みつ子)にせっつかれて、アカネ本人から聞き出そうと富美夫は声をかけるが、結局、何も聞けずに終わった。アカネが本屋にいると、仕事を終えた圭介が入ってきた。圭介はアカネの存在に気付かず、アルツハイマーの本を手にレジへ向かう。アカネに声をかけられた圭介は人に頼まれたと言いながら本を隠すように持って足早に去っていく。その夜、美雨が寝たのを確認した圭介は、買ってきた本やパソコンで病気の症状や介護施設について、いろいろ調べるのだった。翌日、病気のことが頭から離れない圭介を、勝田秋生(三浦翔平)がからかってきた。そんな中、圭介が打ち合わせ時間を過ぎても来ないと取引先から連絡が入る。思い出せずに呆然とするが、ようやく思い出し慌てて先方の会社へ。その帰り道、昨晩調べた介護施設に立ち寄るが、入居者の現状を見て愕然とする。帰ってきても車から降りずに考え事をしていた圭介は、秋生から美雨の誕生日パーティーが始まると聞かされ、慌ててプレゼントを買いに急ぐ。

キャスト

スタッフ

【脚本】
羽原大介

【企画統括】
成河広明

【編成企画】
鹿内植
佐藤未郷

【プロデュース】
貸川聡子
山崎淳子

【演出】
水田成英

【音楽】
平沢敦士

【制作】
フジテレビ

【制作著作】
共同テレビ

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