嵐がくれたもの

嵐がくれたもの

放送内容

放送内容

2009年10月30日(金)放送終了

番組紹介

 “はじめは誰もそんなことになるとは思ってもいなかった。当たり前の明日がくるものとばかり思っていた…”
   
 戦後最大級の自然災害「伊勢湾台風」から50年。その後防災体制も構築され、物心両面で時代は大きく変わりました。しかし、母親の子供への愛情に変わりはありません。
 このドラマは、「伊勢湾台風」で離れ離れになった母と子の悲劇を、オリジナルストーリーで描くフィクションです。開局間もない東海テレビがとらえた当時の貴重な報道映像も、ドラマの中で使用します。

 昭和20年の名古屋空襲で戦災孤児となった節子(岩崎ひろみ)は、神崎家で大吉と静子の一人息子である恭平(永岡佑)と共に育てられた。神崎家は代々、警察官を務める厳格な家庭。神崎家への恩返しのため、父親からその正義感を強く受け継いだ節子は警官となった。
 そして、節子は恭平ともめでたく結婚、待望の娘は「順子」と名付けられた。
 そして一年後、順子が心臓の病と分かるが家族の力でなんとか乗り越え、希望が見えた。だが、その際の費用の問題で節子と両親の間には溝ができていた。

 —昭和34年9月26日。台風の非常事態の中、節子は職務を全うし、家へ戻らなかった。「一刻も早く家族の元に帰りたい」そんな思いは警察官として打ち消して…その間、家の状況を知る手だては何もなかった。
 神崎家がある一帯は、すべて押し寄せた水に流されてしまっていた。そして、父母の亡きがらと対面。そんな時、節子は順子と同じくらいの赤ん坊と避難所で出会う。周辺に親の姿はない。その子の親も探そうと背中に背負い避難所を歩き回るが、ついに恭平と順子の姿を見つけることはできなかった。

 それもそのはず、被災の影響で記憶喪失となった恭平は、華道家元・宇田川宗助(原田大二郎)の手によって、台風で亡くなった資産家と入れ替えられ、娘・順子と共にまったくの別人として東京へ連れて行かれていた。

 愛する夫と娘を失った悲しみ。やがて、徐々に復興の兆しが見える中で、それまでの自分の生き方を悔いた節子は、おぶった赤ん坊を「順子」と名づけ、自分たち二人の幸せのためだけに生きていくことを決意する。

【主な登場人物紹介】
☆神崎節子(22~23歳・33歳) … 岩崎ひろみ
 昭和20年3月12日の名古屋空襲で戦災孤児となり、父親と警官仲間であった大吉の厚意で神崎家に引き取られ、大吉と静子の一人息子である恭平と共に育てられた。
 神崎家は代々警察官を務める厳格な家庭。恭平が両親の期待通りに警官になることを拒んだとき、節子は警察官になろうと決意する。節子にとっては、そうすることが神崎家への最大の恩返しのつもりであった。大吉は警官仲間の息子との縁組を準備するが、兄のように慕う恭平が節子にプロポーズ、ふたりはめでたく結婚した。そして、授かった待望の娘は「順子」と名付けられた。
 だがその矢先、順子が心臓病を患っていることが発覚する。節子は婦人警官として復帰し、家族全員が順子のために奔走する。順子の命は無事助かるものの、胸には一生消えない手術痕が残る。さらに節子の強い正義感のために、家族のきずながほころびを見せる。
 そして、昭和34年9月26日。伊勢湾台風が上陸、節子は警察官としての職務を全うする。しかし、家族全員の死亡を知らされてしまう。絶望のなか、自分のこれまでの生き方に疑問を感じ、避難所で出会った親を失ったと思われる乳児を「順子」として育てる決意をする…。

☆宇田川百合子(25歳・35歳) … 宮本真希
 宗助と加代の娘。
 華道・宇田川流の7代目家元になる予定だったが、9歳の時に失明してしまう。
 財閥の御曹司と一度は結婚したが、子供ができず離縁される。だが、龍太郎という子持ちの資産家との意にそぐわない結婚を再び宇田川家のためにと受け入れようとする。 
 心優しい龍太郎と暮らす中で女としての幸福を感じ、龍太郎を夫として敬愛するように。百合子の目となって生きようとしてくれる亜弓のことも、実の娘となんら変わりのない母親としての愛情で包み込んでいく。ただ、龍太郎と亜弓が、宗助の手で入れ替えられた人物だとは全く知らない。

☆神崎恭平(後の宇田川龍太郎)(27~28歳・38歳) … 永岡 佑
 節子の夫。
 厳しく育てられてきたが、規律よりも自由を愛し、両親の期待に背き、漫画家を目指す。大吉にはその生きざまを認めてもらえずにいるが、その反面、家族を幸せにしたい思いが人一倍強い、心優しい夫であり、父親である。
 父、大吉と神崎家の幸福を侮辱する旧友、森龍太郎への怒りから殺意を抱く。順子を背負い彼と対峙しているとき、伊勢湾台風による高潮の濁流に飲み込まれ、恭平は記憶喪失になる。さらに宇田川宗助のたくらみによって東京に連れてこられ、死亡した龍太郎本人として娘の百合子と結婚させられる。

☆宇田川加代(50歳・60歳) … 沢田亜矢子
 宗助の妻。
 娘の百合子が病気のため失明してしまったことを、自分のせいと責め、いつもふびんに思っている。宗助が別人の男を龍太郎に仕立て、百合子と結婚させようとしていることを知り、一旦は反対するが、宗助に逆らうことができない。しかし、百合子を大切にし、宇田川のために尽くす龍太郎のことを次第に信頼するようになっていく。家元の妻としての派手さはあるが、百合子と亜弓のことをいつも陰ながら支える優しい一面ももつ。

☆宇田川宗助(55歳・65歳) … 原田大二郎
 華道・宇田川流の6代目家元。
 権勢を誇るためならば手段を選ばない。50万人の門弟を誇る流派だが、経営の実情は苦しい。長女の百合子は目が不自由な上、子供が望めず、過激な権力争いの中、後継者探しに苦慮している。
 彼なりの愛し方で百合子や家族を愛していると豪語し、疑わない。ただ何よりも宇田川流を存続させることこそが、幸せのすべてだと信じている。
 そのために、伊勢湾台風の混乱の中、行動に出る…。

出演者

神崎節子 … 岩崎ひろみ
宇田川百合子 … 宮本真希
神崎恭平 … 永岡 佑
神崎順子 … 三浦透子
宇田川亜弓 … 山口 愛
宇田川加代 … 沢田亜矢子
宇田川宗助 … 原田大二郎

ほか

スタッフ

■脚本
 清水曙美
 いとう斗士八
 青木江梨花

■プロデューサー
 市野直親(東海テレビ)
 沼田通嗣(テレパック)

■演出
 藤尾 隆(テレパック)
 杉村六郎

■音楽
 富貴晴美

■制作
 東海テレビ放送
 テレパック

楽曲紹介

■主題歌
 THE ALFEE
 『夜明けを求めて』
 (EMIミュージック・ジャパン)

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