身元不明の少女を湊が初担当!? 少女の悲しい秘密
8月2日(木)放送あらすじ
新堂湊(山﨑賢人)は瀬戸夏美(上野樹里)と綾瀬奈緒(川島夕空)の病室に行く。術後の不快感を訴える奈緒だが、言葉足らずで夏美は要領を得ない。すると傍らで聞いていた湊が症状を言い当てた。奈緒や心配していた同室の子どもたち、夏美も湊に感心。湊と夏美が病室を出るとナースステーション付近で騒ぎが起きていた。緊急搬送された少女が暴れていたが、湊が近づくと静かになる。
少女はオペが必要なのだが、一切話をしないので身元がわからない。しかし、湊は自分が担当医になると高山誠司(藤木直人)に願い出る。高山や夏美、医局のメンバー全員が反対するのだが、間宮啓介(戸次重幸)が来て湊を少女の担当医にしてしまう。間宮は湊に問題を起こさせようとする猪口隆之介(板尾創路)の指示で動いていた。
湊は張り切って少女を診るが、少女の心はなかなかほぐれない。そんな時、少女の母親、大石薫(瑛蓮)が病院に来た。少女の名はあかり(高松咲希)。湊は薫にあかりの病状を説明、夏美は言葉を発さない理由を尋ねる。薫は自分があかりの継母だからかもしれないと話した。
薫が帰ると湊は一緒に絵を描こうとあかりに話す。薫が持って来たあかりのバッグにお絵描きノートが入っていたからだ。しかし、湊がバッグに触ろうとすると、あかりが奪い取る。夜、湊があかりの病室に行くとお絵描きノートが落ちていた。拾い上げた湊に、あかりが「誰にも言わないで」と話しかけて…。
次の日、薫はあかりを自宅近くの病院に転院させたいと申し出てきた。すると、湊はあかりを抱いて転院は絶対にさせないと逃げてしまう。騒動に気が付いた夏美たち、あかりの父、修治(村上淳)が現場に行くと薫が倒れていた。
湊は司賀明(柄本明)に理由を聞かれる。薫は湊に暴力をふるわれたと言うのだ。だが、湊は何も答えない。猪口の追求に東郷美智(中村ゆり)は近日中に湊の懲罰委員会を開くことに決めた。夏美も心配するが湊はわけを話さない。問題を起こす前に辞めさせるべきだったと後悔する高山は、あかりの担当医を夏美に任せた。
翌日、あかりが病院から姿を消してしまう。夏美から連絡を受けた湊も探しに行く。院内で待つ夏美は患者の富岡圭太(小島怜珠)から、湊は薫に暴力などふるってないと知らされる。湊につかみかかろうとした薫が自分で倒れてしまったのだ。その時、夏美に高山から連絡が入る。夏美があかりの部屋に行くと、高山はお絵描きノートを手渡した。高山はその内容を湊が知っていたのかもしれないと夏美に告げる。
湊は公園であかりを見つけた。そこは、あかりが前の母親とよく遊んでいた公園だった。湊はあかりを病院に戻そうとするが、何も話さない。湊はなぜ本当のことを言ってはいけないのか? と、聞くのだが…。
湊から病院に連絡が入ると、修治が迎えに行くと言う。引き留めた高山と夏美は、湊は薫に暴力をふるってはいないと告げ、修治にあかりのお絵描きノートを見せる。そこには薫のあかりへの虐待の様子が書かれていた。
公園で異変をきたしたあかりが病院に戻り、重篤な容体から緊急手術が行われる。夏美の願いで、高山は湊の手術室への入室を許す。手術中に危険な状態になるあかり。だが、湊のひらめきで無事に終わらせることが出来た。手術室前で、修治は薫に2度とあかりには近づくなと遠ざけた。
手術の無事終了を修治に夏美が告げると、湊はまだだと言う。あかりの心の傷は深いのだ。ベッドで目覚めたあかりに謝る修治。湊は修治に本当の気持ちを告げるよう促す。あかりは、修治と2人きりの方が良いと本音を吐露した。
病室の前で様子をうかがっていた夏美と高山。夏美は湊が立派な担当医だと褒める。しかし、高山の思いは別にあった。後日、高山は湊を画像診断科に転科させると告げる。そして、湊が冤罪だったことを報告する間宮に、猪口は次の手は打ってあると言う。
番組情報
『グッド・ドクター』
<放送日時>
毎週木曜22時~22時54分
<出演者>
山﨑賢人 上野樹里 藤木直人 戸次重幸 中村ゆり 浜野謙太・板尾創路 柄本明 他