CLAMP TALK Vol.2


TK
TK & KIYOSHIRO in Talking.

FROM This week's CLAMP TALK : 忌野清志郎

小室その頃はアコースティックでしたよね?なんでまた、エレクトリックに?
きっかけは何だったんですか?
忌野え〜と、それは…
小室僕、T−REXが好きで T−REXも最初はフォーク・ギターとコンガだったんですけど、ある時突然、急にメタリックなものになったんですけど…。
忌野最初はアコースティックギターで、ボーカルアンプってのをみんなで買って…、そこから全部の楽器拾って、音出してたんですよね。そのうち何年間したらPAって奴が出てきましてね…、日本に。
小室あ〜、その頃はエルクとかありましたよね。
忌野よく演説なんかでやる…?あれにつないだりして…。で、そのうちギンガムっていう会社ができましてね…
小室それ、加藤和彦さんのとこですよね。
忌野あ、そうでしたね。そこでPAとか出て来ちゃって、もう全然叶わなくなっちゃったんですよ、アコギでは…。
小室あ、アコースティック・ギターでは…。ん〜、でも、スピーカー通ってたんですよね。
忌野ん〜、でも迫力的にね。で〜、モニタースピーカーとか出て来ちゃったりして。アコギでそれ返して貰ったりすると、すごい気持ち悪いんですよ。もうアコギの音じゃないみたいな。で、こりゃいかんと!時代はかわったと…。エレキにすんべ?!と…。それで、エレキに転向したんです。
小室へえー、会場の事情で、ですか。
忌野そうです、パワーの問題で…。足んなくなっちゃって。
ドラム入れないとダメだ〜、とか。
小室で、ドラムが入ってきたり、とか?でも、それ、すごい自然な流れですね?
忌野そうなんです。
小室で、段々パワーアップしてきて。もしかして、清志郎さんの歌い方も、それにあわせて変わって来てたりして?負けないようにとか…?
忌野ん〜、でもフォーク時代から、あの、怒鳴ってたんですけどね。

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