au Presents dream live 2002“Process”
「SHIBUYA-AX」(17:30)
今までに「悔しいけどスキ!」という経験をした事はありませんか?(笑)
性格がヒネている私は、よく経験します。。。
今はdreamへの思い入れが、それに該当しています・・・。
そんな「スキ!」のカタチを再確認するべく、日曜夕方の渋谷へ向いました。
会場は「SHIBUYA-AX」
オールスタンディングのライブスペース。
キャパは・・・1500人くらいでしょうか?
実際にはもっと多く入っているんじゃないのか?っていう位の賑わい。。。
ただし、某ガールズバンド(笑)の時の様な殺気だった印象はなく
オーディエンスは比較的穏やかな方が多いのかな? とも思いました。
私が陣取ったのは、かぶりつきからやや離れた中段・・・。
舞台上手側の、通称「佳奈サイド」(笑)
この場所を選んだ事に、とりたてて他意はございません(苦笑)
17:40 ほぼ定刻通りにライブスタート!
一曲目「Get Over」
アップテンポな楽曲なので、当然客席も大盛り上がり。。。
なのですが・・・ちょっと不思議な現象も。
オーディエンスのパターンが、大きく3つに分かれてるんですね。
「パターンA」 とにかくイケイケのノリノリ(笑)<どんな曲でも
Bメロになるとお約束の「P・P・P・h!」
とかく振りをマネしたがる人多し。。。
「パターンB」 アップだと勢いよく飛んでるけど、ミディアムは聴き入ってる。
意識的に「P・P・P・h!」を拒んでいる様子。。。
「パターンC」 あらゆる状況で静かに聴きいって直立不動。
目線は一点集中型(笑)
私のいた場所が中段だった事もあるのですが、ファンそれぞれに
声援の送り方がマチマチだったのが印象的でありました。。。
ちなみに私は・・・Aに近いBだったと思います(苦笑)
事前に何曲かの振り付けも覚えていたし・・・キメの部分だけですが(自爆)
そのお陰で、一晩たった今も腹筋と腰が痛いです。。。(悲)
自分自身、今回は「踊って跳ねて叫ぶ」というキモチで参加しているので、
そういう意味では悔いなく楽しんで来る事が出来ました(笑)
反面「歌を聴く・歌を愉しむ」という事をしなかったので、
この場でヴォーカルで出来については語らない事にします。
申し訳ございません。。。
恐らくはDVDがリリースされると思うので、後でゆっくりと
確認したいと思っております。
今回のライブには、重いテーマが込められていました。。。
実質的なリーダーである「松室麻衣」の脱退。
当然の事ながら、後半からラストにかけてはその事実を強く意識づけする
演出がほどこされていました・・・。
dreamを「音楽」で語る時、やはり彼女の存在は大きいと思います。
松室の抜けたあと、今後このユニットの最大の課題はベクトルを
どこに合わせるかではないでしょうか・・・?
「アーティスティック」にいくのか?
「アイドル系」でいくのか?
それとも・・・?
ファンもdreamの存在をどう扱うのか、迷っているんじゃないかと思います。
常々思う事ですが、「ガールポップ」の立ち位置ってのはとても微妙。
微妙ではありますが、「アイドルポップス」とは異質であります。
優劣をつける気はありませんが、ハッキリとはさせて欲しいトコロ。。。
私個人としては、「ガールポップ」でいて欲しいです。
ちょっと横道にそれましたが・・・。
松室麻衣の今後はどうなるんでしょうか?
せっかくソロになるのだから、是非ともブレイクして頂きたいと思います。
そのブレイクなのですが「シンガー」ではなく「コンポーザー」でと言うのは
いかがなものでしょうか・・・?
かつての「Being」でいう「川島だりあ」女史のような。。。
それこそ言い訳の通用しない世界ですが、彼女になら出来そうな気がします。
色々と苦言めいた事も書きましたが、結局のところ「悔しいけどスキ!」
という気持ちに変わりはございません。(苦笑)
「avex」という無敵艦隊の一翼を担う若き3人。。。MAI・YU・KANA
everlasting...dream
ご拝読ありがとうございました
2002.6.24 文責tempest@
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