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97th WEEK
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大輝とのデート。
聖南はミニスカート姿でダイニングに降りてきた。
「超かわいい!!ヤバい!」
ダイニングで聖南を待っていた大輝は、
その姿を見るなり声を上げた。

夕方、聖南を海沿いのカフェに連れて行った大輝。
そこは、大輝が初めて来た時から、聖南を連れてきたいと
思っていた店だった。
それを聞いた聖南は、照れながらも喜ぶ。
海に日が沈みかける頃、2人は手を繋ぎ浜辺に降りた。
初めて手を繋ぎ、ドキドキしたという大輝。
聖南はそれを受け流した。

すっかり日も沈み、辺りが暗くなった頃、
大輝は聖南にプレゼントを渡す。
1つ目は、おそろいのビーチサンダル。
そしてもう1つは、「I Love You」と書かれたあのワイン。
聖南はボトルの文字に気付き、「ありがとう」とつぶやいた。

大輝は、怪我をした時も聖南に励まされたこと、
怪我が治ってからも、聖南と一緒にいたいという想いを
打ち明け「隣に居て欲しいなと思って…」と告白する。

「ちょっとだけ考えさせて。」
聖南の答えはOKではなかった。
大輝と過ごす日々に幸せを感じ、大輝のことが
好きだと告げる聖南。しかし以前、今と同じ中途半端な
自分のままで恋愛し、失敗した経験があるという聖南は、
大輝との恋愛に踏み込めないでいることを話した。
聖南の気持ちを聞いた大輝は「オッケー」と
明るく答えた。そして、
「(返事の時に)じゃあ、その時に一緒に飲みたいな」
大輝は「I Love You」と書かれたワインボトルを
照れくさそうに持ち上げた。

聖南とのデートから帰った大輝。
男子部屋で哲也に聖南からの結論が出なかったことを
報告する。
哲也は、賢也と美智子に続く2組目のカップルを
期待していた。

同じ頃、女子部屋でも聖南を遼子と美智子が囲んでいた。
「ただ時間が欲しい」
納得して、誠意を持って大輝に応えたい。
聖南は自分の気持ちを確かめる様に2人に語った。

深夜、プレイルームを片付ける哲也。
数々の思い出が詰まったDVDを段ボールにしまっていく。

リビングでは、賢也と美智子が残り少ない
テラスハウスの日々を惜しんでいた。
美智子は改めて、自分に告白してくれた賢也の想いに
感謝する。
そこへ、風呂上りの大輝がやってくる。
大輝に対する聖南の気持ちを聞いていた美智子は
返事を待つ大輝を励ました。

不動産屋にやって来た哲也。
テラスハウスを出た後、10月から住む家を探していた。

「10万円以内で…7,8万…」
予算を伝え、希望の沿線で物件を探してもらう哲也。
しかし…
「5、6万って言ったら難しいですか?」
現実に向き合った哲也は、出来るだけ安い部屋を
探してもらう。

ダイニングでゲームをしながら時間をつぶしていた大輝。
女子部屋から降りてきた聖南は、大輝を海に誘う。

夕方、鎌倉の海辺に座る聖南と大輝。
「この前気持ちを伝えてくれた、その返事なんだけど…」
そう言って聖南は、バッグの中から大輝がくれた
ワインボトルを取り出した。
「一緒に飲まない?」
それが聖南の返事だった。
喜ぶ大輝と共に、乾杯をする。
2人はお揃いのビーチサンダルを履いていた。
聖南は、大輝と一緒にいると素直で居られることを伝え、
「好きだなって思った」と伝えた。

「キスしていい?」
大輝は聖南の帽子を優しく取ると、何度もキスをした。

夜、テラスハウスに戻った聖南と大輝は、
ダイニングで残りのワインを飲んでいた。
そこへ遼子、そして哲也が帰宅。
大輝のワインを2人が飲んでいることに気づいた遼子…。

「付き合っちゃった!」
聖南の報告に驚く哲也。
その後、賢也と美智子も帰宅し、メンバー全員が揃う中
改めて大輝と付き合うことを報告する聖南。
聖南と大輝を残してメンバーが部屋に戻った後
2人は離れる時間を惜しむようにキスをした。