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94th WEEK
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箱根に到着した聖南と大輝。
駅前の商店街で購入した1つのソフトクリームを
分け合いながら散歩を楽しむ。
その後、ロープウェイに乗り大涌谷へ。
さらに大輝は事前にリサーチしたある温泉へ
聖南を連れて行く。
そこは、ワイン好きの聖南に合わせた
混浴の露天ワイン風呂だった。
聖南は大輝の健気な想いに感謝する。

オシャレな雰囲気のイタリアンレストラン。
男性とディナーするのは久しぶりだという聖南に対し、
レストランでディナーをするのは「初めて」
と告白する大輝。

「そこがかわいいんだけどね」
そんな聖南の何気ない言葉を聞き、硬い表情を見せる大輝。
「弟みたいに見られてるのかなぁと思って…」
大輝は聖南に自身の想いを伝えるかのように
不安を口にする。それに対し聖南は、
「弟なんて思ってない。『気になっている』っていうのは
私も一緒だから。」ときっぱり答えた。

「今日は時間が足りない、もっといたい」
そう言う大輝と、聖南も同じ想いだった。
しかし、大輝が翌日大会を控えていることを知り
慌てる聖南だったが、2人は時間が許す限り
デートを楽しんだ。


テラスハウスに戻り、聖南は女子部屋で
遼子と美智子に楽しかったデートの報告をして盛り上がる。
一方、大輝も男子部屋の哲也に、聖南一直線であることを
照れながら告げた。

男子部屋で寝ころび、暇を持て余す大輝。
両足には痛々しい包帯、そしてベッドの脇に置かれた松葉杖。
ダイニングに居た遼子・美智子が男子部屋へ行き
大輝の怪我の様子を訊ねると、海で波に巻かれ、
靭帯を痛めたという。
その後、聖南が一人で大輝の元へ。
聖南の姿を見て、素直に喜ぶ大輝だったが、
怪我のせいで聖南と出かけられないことを悲しがる。

翌朝、キッチンに立つ聖南。
大輝のためにタコライスを準備し、バイトへと向かった。
起きてきた大輝は聖南の置手紙に気づき、
嬉しそうにご飯を食べた。その様子を哲也は微笑ましく
眺めていた。

夜、プレイルームでテラスハウスを観る
哲也・大輝・聖南・遼子・美智子。
番組が9月をもって終了することを放送で知った5人は
驚きのあまり言葉を失い、動揺する。

聖南はバイト先のオーナーと、テラスハウスが終了する
ことについて話していた。「もっと観たかった、続きが…」という
オーナー。テラスハウスで経験した様々な出来事が
よみがえり、聖南は思わず涙を流す。

哲也もバイト先のオーナー・小嶋氏のところへ。
番組終了の報告と、これまでの感謝の気持ちを
伝えに向かう。

「永遠のものなんてないから。いつかはこういう日が
来るだろうなと思っているけどね。」
番組終了を寂しく思う小嶋氏は、
2年間そばで見守ってきた哲也の成長ぶりを褒め、
それと同時にテラスハウス終了後の哲也の活動を心配していた。

早朝6時。
ベランダに座り、携帯で話をする美智子。
相手はハンガリーに合宿中の賢也だった。
美智子は賢也にテラスハウス終了の件を伝えた。
「離れていると分かることもあるよね。」
「早く帰って来なよ」
賢也の帰りを待ちわびて、美智子は笑顔で話し続けた。