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93rd WEEK
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テラスハウスで2度目の誕生日を迎えた哲也。
メンバーがサプライズで行ったパーティーには、
旧メンバーの大樹、洋介も駆けつけた。
テラスハウスを卒業し、一視聴者として番組を観ている
という洋介は、自身の恋愛と比較し、賢也の恋愛を
「中途半端」であると意見する。
賢也は「分かります。」と反省するように聞いていた。

夜、ダイニングに集まっていた聖南・美智子・賢也・大輝。
そして、深夜仕事から帰宅した遼子を、「おかえり!」と
明るく出迎えた。
席に着いた遼子は、翌日鎌倉で行われるお祭りに行き、
聖南が働いている屋台に顔を出すことを約束する。
他のメンバーにも声をかけた遼子だったが、
美智子には生憎、友人との先約があった。
「(ひとり)ぼっちでも行くから」と聖南に告げる
遼子を引き留めるかのように、美智子は当日
連絡を取り合う様、遼子に念押しした。

バイト先であるカフェの屋台で手伝いをする聖南。
「聖南ちゃん浴衣を着てくればよかったね」と
オーナーから言われると、浴衣を着て出かけた
大輝との花火大会について聖南は嬉しそうに話した。

遼子と時間を合わせることが出来た美智子。
2人で祭りに出かけ、金魚すくいなどを楽しんだ。

その夜、ダイニングに集まった聖南・美智子・哲也・賢也。
美智子が祭りで、遼子と楽しく過ごしたことを報告すると
哲也、賢也はほっとした表情を見せた。
その時、遼子は女子部屋のベッドに。
疲れ果て、服も着替えぬまま倒れるように眠っていた。

大阪に出かけた聖南を除くメンバーたちが
ダイニングに集まっていた。
そこに、遼子の姿がないことを気に掛ける賢也。
遼子が女子部屋から降りてきたのを確認すると
賢也は翌日からハンガリーへ合宿に出かけることを
メンバーに告げる。10日間家を空けるという賢也に、
美智子はみんなの前で「寂しい」と伝えた。

哲也と大輝が先に男子部屋に戻り、ダイニングには
賢也と美智子、そして遼子の3人が残った。
気まずい空気に耐えかねた遼子は部屋に戻ろうとするが
2人に引き留められる。
美智子はそんな遼子にかまうことなく、賢也に
「あとでちょっとだけ時間いい?渡し物…」と伝える。
それを聞いた遼子は賢也と美智子に気を使い
再び部屋に上がろうとするも、賢也に
「話しをしよう、2人で」と呼び止められる。
賢也と遼子を残し、美智子が女子部屋に戻った。

ダイニングで2人きりになった遼子と賢也。
賢也は、遼子とのぎくしゃくした関係、そして
遼子がメンバーたちと距離を置いている状況に
気付いていながら、どうしていいのかが分からずに
悩んでいたことを告白する。
遼子はメンバーとの関係を縮める為には、
自分からも歩みよらなければいけないと自覚し
やっとその一歩を踏み出したばかりだと賢也に話す。
そして、「がんばってください、明日から。」
遼子は自ら手を差し出し、賢也と握手を交わした。

女子部屋に戻った遼子に、声をかける美智子。
賢也とぎくしゃくすることなく会話をした
という遼子の報告を聞くと「私の中では大きく前進」
と、笑顔を見せた。

そこへ、美智子から呼ばれた賢也が女子部屋へと
やって来る。遼子は、賢也と2人になりたい美智子に
気を使い、再びダイニングへと降りて行った…。

美智子は賢也に以前もらったコップのお返しとして
手作りのドリームキャッチャーをプレゼントした。

賢也がダイニングに降りると、本を読み
ひとり時間をつぶす遼子の姿があった。
美智子からもらったドリームキャッチャーを
見せた賢也に、遼子は「忘れんなよ」と釘を差した。

翌朝、ダイニングテーブルに突っ伏し、賢也を待つ美智子。
そこへ身支度を整えたスーツ姿の賢也がやってきた。
美智子は10日間の別れを惜しむように賢也を見送った。

夜、リビングに集まった大輝・美智子・聖南・遼子。
大阪から帰って来た聖南は、日焼けした鼻を終始
気にしていた。そんな聖南にかまうことなく
大輝は聖南をデートに誘った。
「箱根に行く」唐突な誘いに聖南は驚く。

女子部屋に戻り、遼子と美智子に冷やかされた聖南は、
浮かれた気持ちを隠せずにいた。
何かに期待するかの様に、念入り風呂に入った。