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90th WEEK
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横浜で行われていたHawaiiをテーマにしたイベント
「Aloha YOKOHAMA」。
そこには美智子がデザイナーを務める水着ブランド
「ALEXIA STAM」も出展していた。
店内には、自らビキニを着て接客を行う美智子の姿が。

そんな美智子の様子をうかがいにやってきた哲也と大輝。
2人は美智子のビキニ姿に照れながらも、
楽しそうに店内を見て回った。

その頃同じ会場内で、旧メンバーの洋介が
写真展を行っていた。
哲也と大輝は、仕事を終えた美智子を連れて
洋介に会いに行った。
洋介との久々の再会を喜ぶ哲也と大輝。
実は大輝と洋介は、地元のサーフィン繋がりで
既に知り合い同士だった。
そして、哲也が美智子を洋介に紹介すると
「かわいいね。(テラスハウスは)6人しか住んじゃ
いけないの?」と美智子に声をかける。
哲也はそんな洋介を「相変わらずだね!」と笑い飛ばした。

会場から出た3人は、海沿いの公園を散歩する。
中学生時代、横浜でデートをした経験があるという
大輝に、美智子は“今はどんな横浜デートするのか?”
を尋ねた。
「ランドマークタワーのホテルとって…船乗って…」
そんな大樹の答えに
「いいねそれ。船乗りたいよ、私も」と羨ましそうに
つぶやいた。
お互いの理想の横浜デート話で盛り上がる大輝と美智子。
その2人の横で、哲也は一言も発することなく
ただ横浜の海を見つめていた。

「面白かったね、今日。」
横浜から帰宅し、リビングルームでくつろぐ大輝と哲也。
仕事をする美智子の姿を見て「かっこよかった」と話す大輝。
哲也は、横浜での大輝と美智子2人の様子について、
“いい感じ”に見えたと話すと、大輝は照れながらも喜んだ。
18歳の頃、27歳の彼女と付き合っていた経験が
あるという大輝は、同じ位年齢が離れている美智子に対して
緊張することなく、積極的に話せる自信があると語った。

そこへ、もう一方の年上女性・聖南がワインを抱え
2人の隣にやってきた。
哲也が、大輝と美智子が“いい感じ”でお似合いだと
感じたことを聖南に話すと
「ま、タイミングでしょ…」とつぶやく。
そして、「私、3人の中で大輝(がタイプ)って言った」
と暴露し、大輝を赤面させる。

由比ヶ浜のレストランで、
哲也・賢也・大輝、男子3人だけの食事会。
すっかりテラスハウスに馴染み、メンバーとの生活を
楽しんでいるという大輝。
哲也は、賢也と大輝に対し、
「2人とも美智さんがタイプなんでしょ?」と
つっこんだ質問をする。
賢也は「『おっ』ってなったけどブレーキかけた自分に」
と、美智子と出会った日のことを告白する。

「やっぱみっちゃんだよね。」
と言いながら、美智子を狙っていいものかどうか
2人に訊ねる賢也。

「水球」と「遼子」を考えた時、遼子に
気持ちを向けることが出来なかったが、
相手が美智子だったら、水球と恋愛の両立が
出来るかも知れない…。そう語る賢也に、
“彼女が出来たとしても、水球に影響が出るか出ないかは自分次第”
だと大輝は言い切った。

テーブルに置かれた塩と胡椒のビン。
その2つをそれぞれ聖南と美智子に見立てた賢也は、
大輝に対し、2人への気持ちの大きさを表現させる。
「こんな感じ」と大輝は2つのビンを同じ位の位置に
並べた。

昼下がりのダイニングルームで
休日の大輝と聖南がくつろいでいた。
聖南から一日の予定を聞かれ
「鎌倉でウィンドサーフィンをする」という大輝。
それを聞いた聖南は、「どうしようかな…」とつぶやく。
大輝からの誘いを期待するも、無反応な様子に
しびれを切らした聖南は、
「ウィンドって見ていたら邪魔になる?」と
自ら海に行くことを願い出る。

由比ヶ浜に出かけた大輝と聖南。
聖南は嬉しそうに波に乗る大輝の姿を見つめていた。

一方その頃、美智子は新しいビキニのデザインの打ち合わせを
グラフィックデザイナーと共に行っていた。

夜、リビングルームに集まった大輝・聖南・美智子。
翌日から大学の試験だという大輝に
卒業したら何になりたいかを尋ねた美智子。
「それが、分からなくて、テラスハウスに来た」と
大輝は答えた。
ウィンドサーフィンやSUPなどをメインに
活動したいという思いはあるものの、
例え日本一になっても、食べていくことは
厳しいという“理想と現実”に悩んでいるという大輝。
だからこそ、美智子をはじめとするメンバーたちから
様々な世界の話を聞いて学び、将来の参考にしたい。
それがテラスハウスに来た理由でもあると語った。

そんな大輝の考えに共感を示す美智子。
サーファーである大輝から、海や水着に関する
意見などを聞き、水着のデザインに生かしたい。
メンバーから様々な影響を受ける
テラスハウスを恵まれた環境であると感じていた。

そこへ、練習を終えた賢也が帰宅。
聖南が部屋に戻り、美智子、賢也、大輝の3人になった。
美智子の髪型を褒めるなど、積極的な賢也…。
賢也の美智子への想いは募るばかりだった。

夜、ダイニングルームで酒を飲む聖南と大輝。
そこへ賢也が帰宅し、椅子に腰を掛けるやいなや
美智子を探す。そんな賢也に
「みーちゃんは刺繍!」
と2階で作業をしていることを伝えた聖南は
賢也の顔を見て、思わず吹き出す。
美智子の名前を出すだけでにやけてしまう賢也をからかう聖南。
そんな聖南に構うことなく、賢也は美智子をランチに誘うと
大輝の前で宣言する。2人は、賢也の背中を押した。

すぐさま2階に上がり、美智子が作業を行う
プレイルームのドアを叩いた賢也。
「明日お昼空いてる?ごはん行こう!OK?」

突然の賢也からの誘いに「うん」と返事をした美智子。
しかしその表情には、戸惑いの色が浮かんでいた。