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88th WEEK
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テラスハウスに女子の新メンバーがやって来た。
聖南と遼子が待つダイニングに哲也が迎え入れたのは
ビーチウェア「Alexia stam」のデザイナーであり、
会社代表を務める山中美智子、28歳。

夜、帰宅した賢也が、ダイニングルームで
美智子との対面を果たす。
美智子の登場に自然と笑みがこぼれ、
テンションが上がる賢也。
哲也・賢也・聖南・遼子の4人が、美智子に
様々な質問を投げかける中、
美智子に対する賢也の姿を遼子は不安そうに見つめていた。

東京生まれ、下町育ちの美智子は
海辺の生活で受ける新たなインスピレーションを
ビキニのデザインに生かしたい。
そんな思いでテラスハウスにやってきたという。

美智子の恋人いない歴が約1年であることが分かると
哲也がメンバーたちに改めて「恋人いない歴」を聞き出す。
「哲よりもいない」と答えた聖南に美智子が
振られた経験があるのかを尋ねると、
聖南は「学生時代の時に…」と口にするが、慌てて
「この付近に住んでいるサーファーに振られた」と
正人とのことを思い出したように話した。
そして…「ひと悶着あり、私から距離置いちゃった感じかな」
と、ぽつりと語った。

美智子・聖南が部屋に戻り、ダイニングに一人残った遼子。
「(美智子と)仲良く出来そう?」という哲也からの
質問に「分からない…」と顔をしかめる。
年齢も近く、ポジティブな性格の美智子と聖南が
仲良くなってしまい、自分だけ取り残されて
しまうのではないか…遼子はいつものネガティブな
思いを哲也と賢也に打ち明けるのだった。

男子部屋に戻った哲也と賢也。
美智子の登場に、テンションが上がった2人は
互いに彼女への印象を言い合った。
セクシーな服装を見て自然とにやけてしまうという賢也。
美智子が作る料理が早く食べたいと期待する哲也。
“おねえさん”という印象の美智子に対し
哲也は「相手にされないさ…」と弱音を吐く。

翌日。
テラスハウスで初めての朝を迎えた美智子は
ダイニングの窓から見える海の景色に感動する。
さらに、屋上から海を眺めサーフィンに興味を持った
美智子は、哲也にサーフィンを教えて欲しいと
お願いする。

美智子は東京・青山にある自身の会社へ。
翌日の打ち合わせに向け、スタッフと
デザインについて意見を出し合う。

夜、キッチンに立つ美智子と哲也。
コックである父親から料理を教わっていたという
美智子は自炊生活も長く、手慣れた様子で料理の準備を
行っていた。
美智子お手製のお好み焼が完成し、食卓を囲む
哲也・賢也・聖南・美智子の4人。
この日、遼子は仙台に出張中だった。

食事を終えた4人の話題は美智子の恋愛話へ。
好きな男性のタイプは“筋肉があり”“肌が陽に焼けていて”
“頑張っている人”という美智子の答えに盛り上がる
賢也と哲也。
すると、今度は美智子が賢也に質問をした。
「好きな人はいますか?」

しばらくうつむいた後
「今ちょっと分からない状況」と答えた賢也。
それを聞いた聖南は、苛立った様子で賢也に
遼子に対する気持ちを訊ねた。

「前は(遼子を)好きという気持ちが強かったけど
最近薄れていっていると思う」
「遼ちゃんの存在が重たくなってきているのかも」
和歌山の試合に遼子が来てくれた時、
心から喜べなかったという賢也は、今の想いを
遼子に話そうと決めていた。

「ケンケンの好きって軽いんだね。」
聖南は精一杯の嫌味を賢也に言い放った。

昼過ぎ、ダイニングでくつろぐ哲也・賢也・聖南。
すると突然、チャイムが鳴った。
インターフォンから聞こえる男子の声に
思わず歓声をあげる聖南。

男子の新メンバーがやってきた。
ウィンドサーファのー伊東大輝20歳。
普段は関東学院大学の学生で、地元の鎌倉で
サーフィンやスタンドアップパドルサーフィンも
行うという。
同じ歳で、サーフィンという共通点があることに
親しみを感じる哲也と大輝。

「彼女とかは?」哲也からの質問に、
「いないです。半年くらい」と答えた大輝。
そんな新メンバーを聖南は食い入るような目で
見つめていた。