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83rd WEEK
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中国への遠征を翌日に控え、遼子との話を終えた賢也。
男子部屋に戻ってきた賢也は、
“帰ってきたら伝えたいことがある”と遼子に
告げたことを哲也・一平に報告する。
パッキングをする賢也の荷物には
遼子からもらったアロマスプレーがしっかりと
入っていた。

一方、女子部屋でも、遼子が聖南に報告。
「愛の告白に間違いないね」という聖南だったが
傷つくのを恐れ、遼子はあえて期待しない様に
していた。

朝早起きして、賢也の出発をダイニングで1人
待っていた遼子。
そこへ、スーツ姿の賢也が現れた。
遼子は賢也を見送り、1週間の別れを惜しんだ。

一平は日々ネタ作りに真剣に取り組んでいた。
ダイニングに集まった聖南・フランキー・哲也は
単独ライブが6月12日に決まったことを聞く。
ネタの他にも、フライヤー作りなどの
作業が残っていることを知ったフランキーは
一平の為に、みんなで協力し合おうと提案する。

朝8時半。一平がダイニングで朝食を食べていると
稽古に出かける哲也が眠い目をこすりながらやってきた。
舞台で行う体操や演技の練習を、丸一日かけて
行っているという哲也。
出来なかったバク転も1回出来る様になったという
話に触発され、一平のやる気もさらに高まった。

リビングルームで「地球」単独ライブのフライヤーの
デザイン・キャッチコピーを考えていたフランキーと遼子。
2人での共同作業が上手く進む中、遼子は突然、
フランキーに仕事の依頼をする。
遼子が担当しているミュージシャンのPVで、
フランキーにボディペイントを描いて欲しい…。
遼子からのオファーをフランキーは快諾した。

下北沢のライブハウスにやってきた「地球」は、
ライブハウスに集まるお客さんたちに単独ライブの
フライヤーを配って回る。

聖南もバイト先にフライヤーを貼らせてもらう。
快く許可してくれたオーナーは、
聖南に正人との恋愛について尋ねた。
「(結論を)引っ張っている感じがした」というオーナーの
言葉に、聖南は、好きだったからこそ正人の告白を
素直に喜べない複雑な感情を語った。

女子部屋で語らう聖南・遼子・フランキー。
遼子とフランキーは聖南の体調、そして正人との恋愛を
心配していた。正人と連絡をとらず、あまり考えないように
しているという聖南に対し、フランキーは
哲也から伝え聞いた、正人の聖南に対する今の思いを伝えた。
「まーくんはまだ聖南さんのことが好きみたい。」
食事をした際、お互い感情的になるあまり、うまく気持ちを
伝えられずに終わった2人。
今の正人との関係を修復したいという聖南だったが
その方法が見つからずにいた。