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82nd WEEK
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正人との食事を終え、帰宅した聖南。
リビングにいたフランキー、遼子、哲也は
聖南の様子を伺いながら、正人とどのような
話をしてきたのかを尋ねた。
聖南は正人に好意があるにもかかわらず、不信感から
「前ほどは惹かれない」とはっきり伝えたことを
報告する。「じゃあもう会わないんだ」という
フランキーの質問に「分からない、嫌われちゃったかも
知れない」と笑う聖南。
お互いの想いがすれ違う正人と聖南の話を
神妙そうな顔で哲也は聞いていた。

遼子は賢也の練習が終わるのをトレーニング場の前で
待っていた。遼子の“待ちぶせ返し”に驚きながらも
嬉しそうにふるまう賢也。
そんな賢也に遼子は「早く会いたかったからさ」
と、自分の気持ちを素直に伝えた。

正人とカフェで落ち合う哲也。
聖南と正人のことを心配し、話をするためだった。
正人は“スカートを履いて来ないで欲しい”という
自分の発言が聖南に誤解を与え、怒らせてしまったことを
反省していた。
「そう簡単には忘れられないけどね」
聖南の喜怒哀楽が激しい部分に惹かれ、
本気でぶつかっていったことが逆に裏目に出てしまったと
正人は感じていた。

ベッドの中で携帯を眺めながら寝込む聖南。
ダイニングではそんな聖南を心配するメンバーが
集まっていた。
正人と聖南の間に生じてしまった「誤解」について
メンバーに語る哲也…。
みんな、2人の関係修復を見守っていた。

都内のスタジオで、単独ライブに向けて
ネタの打ち合わせをする一平と相方・万平。
既に時間は午前0時に近づいていた。
ネタの方向性を考え、自ら台本を書いてきた一平が
万平に提案をしていく。
2人はその後、明け方までコントの練習に打ち込んだ。

賢也は母校の筑波大学で過酷なトレーニングに励んでいた。
練習後、監督からテラスハウスでの生活、遼子との
恋愛について尋ねられると
「今はワールドリーグ予選に向けて頑張っていく」と答えた。

恋人のアンドリューとレストランで待ち合わせをしていた
フランキー。仕事が忙しくなり、アンドリューと会う
時間もめっきり減っていた。デート中も携帯で
仕事のメールをチェックし、日曜日も仕事をする…
そんなフランキーに対し、アンドリューは会えない辛さ、
不満などを口にする。
仕事を優先してしまうフランキーもまた
恋人と会えない寂しさに苦しみ、涙を流した。

リビングルームで、一平が新ネタの台本作りを行っていた。
哲也と遼子はそんな一平の姿に感心する。
そこへ、アンドリューとの食事を終えたフランキーが帰宅。
哲也・一平・遼子に、恋人から言われた“不満”について、
語り出す。
「仕事のために生きている。仕事している時が一番自分らしい」
そういうフランキーとは逆に
「『work to live』生きる為に仕事をしている」という
アンドリュー。正反対の価値観を持つ2人の話を聞き
一平はフランキーがアンドリューのことを負担に感じて
しまうのではないかと心配していた。

深夜0時、リビングに集まった哲也・聖南・賢也。
フランキーは朝まで行うライブペイントのため、家を空けていた。
翌日からワールドリーグ予選のため中国へ旅立つという賢也。
オリンピック・世界水泳に次ぐ大きな大会出場に向け
意気込んでいた。
そこへ、仕事を終えた遼子が帰宅する。
遼子が女子部屋に向かうと、賢也は
「(試合に)行く前に話してきます。」と哲也・聖南に告げ
遼子がいる女子部屋に向かった。

女子部屋に入り、遼子と2人きりになった賢也は、
「中国から帰って来たら大事な話がある」と告げる。
「こわい…」遼子は賢也の言葉にためらいながら
部屋から出ていく賢也の背中を見送った。