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73rd WEEK
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夜のリビングルーム。
真絵のギターに合わせて気持ちよさげに歌う洋介。
そこへ哲也が帰宅し、智恵の為の旅行計画の話を始める。
相談の結果、行き先は智恵が行きたいと言っていた、
レジャースポットも楽しめる伊豆の温泉に決定した。

朝、ダイニングで本を読んでいた智恵。
起きてきた洋介は、テラスハウスの生活もそろそろ
終わりを迎える智恵と、この3か月を振り返った。
智恵にとってテラスハウスでの3か月は、人生で一番
早く感じる月日だったと感じていた。

カフェのバイトに精を出す聖南。
ひと仕事を終え、休憩中ワインを飲みながらオーナーと
話をする。オーナーはテレビでの印象とは違う、聖南の
心遣いの出来る接客ぶりを褒め、聖南もまたカフェでの
仕事に充実感を感じていた。桃子と里英と会い、2人が
成長している様子に感化された聖南もまた、バイトを
続けながら自分探しをしたいと考えていた。

新宿のカラオケボックスの一室。
「地球」の相方・マグ万平とネタの打ち合わせを
行う一平。この日、一平は文字に書き起こした
新たなネタを持参していた。そんな一平のやる気に
驚く万平。一平は「地球」のコントを見る為に、
ライブに来ているファンはいないこと、自分たちが
事務所に頼りがちになっている現状を変えたいと
思っていた。

夜、ダイニングに集まるメンバー6人。
一平が翌日の予定を尋ねると、全員が口々に
「休み」と答える。一人、ぽかんとする智恵に、
サプライズの一泊卒業旅行を告げた。
驚き、大喜びする智恵。メンバーも盛り上がる中
ひとり浮かない顔を見せる真絵だった。

翌日、6人そろって伊豆への一泊旅行へ出発。
一平が運転する男子の車の中で洋介は、智恵の為の
この旅行中、テラスハウスを出ることを女子メンバーに
言わないで欲しいと男子メンバーに告げる。

まずは伊豆ぐらんぱる公園へ。
大はしゃぎしたあと、旅館に到着。
浴衣姿で食事をしながら、思い出話に華を咲かせる。
食事のあと、一平は智恵を卓球場へと誘った。
久しぶりに2人っきりになった一平と智恵は
同期としてテラスハウスに入ってから、これまでの
思い出を語らう。智恵は一平がいてくれたことで、
メンバーたちに自分の素をさらけ出すことが出来たと
感謝する。また一平も、智恵から言われた仕事に対する
厳しい意見のおかげで自分自身が変われたことを感謝した。

一平が智恵を卓球場へ連れ出している間、
哲也、洋介、真絵、聖南は智恵へのサプライズの
プレゼントを準備していた。戻って来た智恵に、
手作りの色紙と時計をプレゼントする。
智恵はテラスハウスでのメンバーとの温かい生活や
関係を振り返り、涙を流しながら感謝する。

メンバーが旅行を満喫していたその時、
真絵は、ひとり廊下にいた。
「まだみんなと一緒にいたい…」
電話を握り、真絵は泣いていた。