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70th WEEK
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洋介の個展が行われる2月14日が
近づいてきていた。
ベランダで黙々と準備を行う洋介。
聖南は洋介に声をかけ、個展に行く約束をする。
洋介はその日、jyA-Meが会いに来ることを話す。
そしてjyA-Meについて
「結論出してけじめつけようと思っている」と語った。

洋介を食事に誘った旧メンバーの今井華。
渋谷のレストランで洋介を待っていた。
去年の夏以来の、2人だけの食事。
華はテラスハウスの生活で殻を破った様子の
洋介を「ステキ」だと褒める。
洋介は以前から変わらない華に好感を抱いていた。

華から現在の仕事、恋愛に対するモチベーションを
聞かれた洋介だったが、なかなか言葉が出てこない…
そんな洋介の姿を見た華は
「バイブスが下がっている」と感じていた。

新しいギターを手に入れた真絵。
嬉しさのあまり、リビングにいるメンバーに
披露していたその時、華との食事デートを終えた
洋介が帰宅する。
デートの様子を尋ねる聖南。
洋介は酒に酔うことなく、冷静に華との時間を
過ごしてきたという。
洋介のことを彼氏だと思っているjyA-Me、そして
洋介のことが気になっている華の関係を
女子メンバーたちは心配していた。
華の前ではjyA-Meの存在を明かしていない洋介だったが
実は聖南により、既に華はjyA-Meのことを知っていた
という事実を知る。
この複雑な3人の状況を知り、真絵は華の気持ちを考え
洋介の行動に不信感を覚えるが、心配をよそに
洋介は華とフラットな気持ちで接することが出来たと
語った。

真絵、智恵、聖南の3人はキッチンで
バレンタインデーのチョコづくりに励んでいた。
みんなの前で、哲也にスペシャルなチョコを渡すと
決めた真絵。
「喜んでくれますように…」出来上がりを前に
手を合わせ、オーブンに祈りを込めた。

2月14日に日付が変わった頃、
ダイニングで男子3人を待ち構えていた真絵、智恵、聖南。
男子3人が揃ったところで、チョコをプレゼントする。
そして、真絵は…
哲也に人一倍大きな箱を渡した。
真絵からの突然のプレゼントに驚きながら、哲也は
真絵手作りのガトーショコラを喜んで頬張った。

プレイルームでひとり、真絵からの手紙を読む哲也。
貰ったガトーショコラを一気にたいらげた。

結局哲也に告白出来なかった真絵だったが、
今後哲也の中で、自分の存在が大きくなったその時、
告白しようと決意していた。

男子部屋で語り合う洋介と一平。
哲也に好意を示す真絵の姿を、一平は複雑な思いで
見ていた。真絵のことが気になり、哲也と真絵の間に
入り込んでいいかを悩む一平に、洋介は
中途半端に気を使う必要はないとアドバイスした。

2月14日、洋介の個展&ライブ当日。
大雪にもかかわらず、多くの人々が駆けつけ
無事終了。

誰もいなくなった個展会場に、1人残る洋介。
雪が降る中、既に終了した会場にやってきたjyA-Me。
写真が飾られた会場で、洋介はjyA-Meに
「伝えたいことがある」と向き合い、話し始める。

洋介はjyA-Meとの関係を曖昧にしている間に
華と会い、それから華のことばかりを考えていることを
jyA-Meに伝えた。
「俺は今井華ちゃんのことが好きなんだと思う」

jyA-Meは洋介からの今までのメールなどを思い返し
「全部ウソってこと?」と涙ながらに聞き返した。
洋介は「ごめん」とjyA-Meに別れを告げた。

リビングでくつろぐ哲也・真絵・智恵。
そこへ来客を知らせるブザーが鳴った。
元メンバーの正人が聖南を尋ねてやってきた。
「何しに来たの?遊びに来たの?」
意地悪そうに尋ねる真絵に、正人は
「(聖南と)2人で話そうかなって」と告げる。

女子部屋から降りてきた聖南は、正人の姿に驚く。
「会いたかったから来た」
正人は「ちゃんと話したい」と聖南をプレイルームに誘った。