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57th WEEK
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男子部屋で2人きりになった洋介と梨奈。
洋介は、自分の想いを込めた自作の歌を
梨奈の目の前で歌った。
そして、
「世界一大事にするから付き合って欲しい」
と告白をする。

その言葉を聞いた梨奈は、
これまでの洋介との出来事を思い返し
自分の気持ちを確かめる。
そしてゆっくりと洋介に伝えた。

「洋さんとお付き合いすることは出来ない」
「触れたいと思うことが握手以上にない」
そう言い残すと、梨奈は男子部屋から出て行った。

梨奈と入れ違う様に、
男子部屋に戻ってきた大樹と哲也。
部屋から聞こえきた洋介の歌声を聞き
不審に思っていた大樹は、
部屋の中で何が起こっていたかを洋介に
たずねる。
梨奈に告白し、フラレたことを告げた洋介は
2人に慰められながらも落ち込む。
翌日、洋介は梨奈のライブに参加することが
決まっていた。

翌朝、
ライブの支度を済ませた梨奈がリビングへ。
先にリビングでギターの練習をしていた
洋介と挨拶をかわす。
梨奈の顔色を伺う洋介に対し、
いつもとは全く変わらぬ様子で、
慌ただしく家を出て行ってしまう梨奈だった。

夜、“住岡梨奈プレゼンツ”のライブが始まった。
ゲストとしてステージに上がった洋介。
梨奈の歌に合わせてギターを演奏した。

テラスハウスに、元メンバーの
プロサーファー・湯川正人がやってくる。
哲也・大樹・洋介・正人の男4人で
ランチに出掛けた。
洋介は3人を前に、梨奈に告白したこと、
しかし「触れたいと思ったことがない」
と言われフラれたことを改めて語った。
洋介は梨奈とのことに、区切りをつけたと言った。

そして男子4人の話題は“真絵と哲也”について・・・。
洋介と真絵の誕生日パーティーの時、
女子にちょっかいを出していた哲也。
その姿を見た真絵の気持ちが冷めてしまった・・・
そのことを洋介は疑問に感じていた。
しかし哲也は、真絵にきちんと
自分の気持ちを伝えたいと思っていた。

東海大学の学園祭に招かれた梨奈は
他のバンドの控え室に遊びに行く。
上京したての梨奈のことを知る古い
仲間たちは、梨奈のテラスハウスでの生活が
気になっていた。
梨奈は洋介に告白され、交際を断ったことなどを
話すと、音楽仲間は、逆にそのような出来事が
歌作りの題材になると羨ましがる。

女子部屋でギターを弾く真絵の姿を
美和子と梨奈は怪訝そうな目で見ていた。
そして梨奈は、真絵に声をかける。
「(哲也からもらった)あの花はドライフラワーに
なっているのでしょうか?」

真絵が哲也からもらった誕生日プレゼントの
花束は、すっかり花瓶の中で枯れてしまっていた。

美和子は真絵をプレイルームに呼び出す。
真絵に対しメンバーが“壁”を感じていること、
そして、テレビで目立とうとするために
真絵が哲也への気持ちを利用しているように
見えることなどを伝える。

それに対し真絵は、哲也に本当の恋愛感情が
芽生えていたことや、
他人の目を気にすることで
誤解されることが多かった過去を話す。

夜、真絵はメンバー全員をダイニングへ呼び
そこで、美和子に指摘された、
メンバーへの“壁”について反省し、
また哲也への想いについて、嘘偽りがないことを
語った。

しかし、洋介は真絵に対し“壁”の問題以前に
「嘘くさい」と言い放った。
“ハングリー精神で歌っていきたい”
という言う真絵が、ブランド物のアクセサリーを
しているところに疑問を感じていたという洋介は、
「真絵の言葉や行動に響くものがない」と告げる。

また、恵まれた家庭環境の話をすると
嫌な顔をする真絵とは一緒に生活しづらいと
言い切った。

他のメンバーも、それを黙って聞いていた。