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56th WEEK
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洋介と真絵の誕生日パーティーが終わっても
洋介のテンションは上がりっぱなしだった。
距離が縮まりつつある梨奈に対し
「今日はありがとう。」と喜びを伝える洋介。
しかし、それだけでは気持ちが収まらず、
「毎日出迎えて欲しい、お金払うから」
と調子に乗って言ってしまう。
そんな洋介の言葉を「最低」と言い捨て
女子部屋に帰っていく梨奈。
正気に戻った洋介は、慌てて梨奈に謝り、
梨奈に触れられて嬉しかったことなどを伝える。
洋介は梨奈にゾッコンだった。

女子部屋に戻った美和子・梨奈・真絵。
真絵は、誕生日会での男子の盛り上がり方が
気になっていた。
梨奈にキスをする素振りなど
女子とじゃれ合っている哲也の姿を見た真絵は、
ショックを受け哲也への気持ちが冷めてしまったと
2人に話す。

誕生日会の翌日
朝ごはんを食べていた哲也、美和子、洋介。
洋介は昨晩のことを振り返り、酔っ払って梨奈に
絡んでしまったことを再び反省する。
そんな中、美和子は誕生日会の後、
真絵が女子部屋で話していたことを洋介と哲也に
伝える。
哲也・大樹が女子とじゃれ合う態度に
嫌悪感を持っていること、
そんな哲也の姿を見て、哲也への想いも
危ういこと・・・。
しかし美和子は、真絵の哲也への気持ちを疑っていた。
真絵は目立ちたい為に、哲也を好きと
言っているのではないか・・・?
実は、メンバーに心など開いておらず、
本心を言っていないのではないか・・・?
真絵を疑う美和子と洋介に対し
哲也は「そうじゃないと思うけど」と真絵を
庇う。

女子部屋に集まっていた3人。
美和子は、梨奈が洋介から遊園地デートに
誘われたことを知り、話を聞き出そうとしていた。
しかし、洋介との遊園地デートに浮かない表情を
見せる梨奈。洋介への気持ちが
分からなくなっていた梨奈は
買い物などに出かけることとは明らかに違う、
遊園地へのデートに戸惑っていた。

洋介と2人だけで遊園地に行くことを
ためらう梨奈に対し、
美和子は「遊園地を楽しんできなよ」とアドバイス。
「分かった。遊園地を楽しんでくる」と梨奈は
明るく答える。

ライブを終えた梨奈は大樹を誘い夕食に出かけた。
梨奈は大樹に、洋介から指摘された
真絵が来てから“心を開いていない”ことや
洋介に積極的に攻められ戸惑っていることなどを
打ち明ける。
洋介のことをどう思っているのか・・・?
そう大樹に尋ねられた梨奈は
「友達以上・・・」とだけ答える。

男子部屋にいた洋介と哲也。
洋介は哲也をつかまえ、ずっと気になっていた
“ある出来事”について打ち明ける。
それは、洋介がリビングにいた時
「遊園地だけ楽しんでくる」という女子部屋からの
声を聞いてしまったことだった。
梨奈を遊園地デートに誘った洋介は
この台詞を聞き、悶々としていた。

カフェで梨奈の話を聞く大樹。
哲也に対する真絵の気持ちが
一気に冷めてしまったことを梨奈が話すと
大樹は冷める前に嫉妬という感情が沸くはずと
力説する。
梨奈は「嫉妬」という言葉を噛み締める。

昼間のダイニングで話をしていた大樹と洋介。
洋介は梨奈との遊園地デートで、
告白すること、そのために歌を作り、
練習していることを大樹に告げる。

さらに洋介は真絵の本心について語り出す・・・。
真絵は、哲也が好きだという姿を利用しテレビに
出ているのでは?
花束をプレゼントする様な哲也の純粋な気持ちを利用する
ずる賢さが真絵にはあるのでは?
洋介はそう疑っていた。


美和子と梨奈は、哲也が真絵にプレゼントした
花束のことが気になっていた。
女子部屋で話をしていた美和子と梨奈。
水も替えず、枯れそうになっている花瓶の花を
目にし、複雑な思いになりながらも
どうしたらよいか、考えあぐねていた。

深夜、ダイニングに集まった
哲也・大樹・洋介・梨奈・真絵。
クッキーを食べながらみんなで盛り上がる中
真絵だけおとなしく、浮かない表情を見せていた。
そんな真絵を気遣い、大樹が声をかけると
真絵は意を決したように哲也に話かける。
そして、哲也からもらった花に手を尽くすも、
既に枯れてきてしまったことを謝った。
梨奈は黙ってそれを聞いていた。

大樹と哲也は、真絵の落ち込んでいる様子が
気になっていた。

深夜の男子部屋。
翌日、梨奈とのライブを控えていた洋介は、
梨奈のために作った曲を大樹に披露していた。
と、その時、ライブの時間を確認するために
梨奈が男子部屋へとやってくる。
その梨奈に対し洋介は思わず、ずっと引っかかっていた
“あのこと”を問いただしてしまう。
梨奈を遊園地誘うも、女子部屋から聞こえてきた
「遊園地だけ楽しんでくる」という声・・・。
洋介は、その真意を梨奈に尋ねる。


梨奈は恋人同士で行くイメージが強い遊園地へ
2人で行くことに戸惑いを感じていたことを
洋介に伝える。
それを聞いた洋介は、梨奈との遊園地デートを取りやめる。
そして・・・
遊園地で梨奈の為に歌おうと思っていた
自作の歌を、その場で梨奈に歌った。
「世界一大事にするから付き合って欲しい」
洋介は梨奈に告白をした。