photo
 
53rd WEEK
BACK NUMBER
title
PREV
NEXT

女子部屋で、哲也と真絵のデート話で盛り上がる
梨奈と真絵。
「女の子慣れしている」
一度目のデートで、哲也に対する
意外な印象を語った真絵だった。

一方その頃・・・
大樹・洋介・美和子は真絵を積極的に誘うよう、
哲也をけしかけていた。
その気になった哲也はすぐさま女子部屋に行き、
真絵をデートに誘う。
突然の哲也の訪問に驚きながらも
真絵は、デートの誘いを素直に喜んだ。

プレイルームでギターの練習をしている
真絵を見つけた哲也。
哲也も、洋介からもらったギターを
鳴らしてみる。
そんな2人のギターの音を聞きつけた
洋介は、真絵の引き語りに合わせて
即興でギターセッションを行う。

真絵と洋介、2人が奏でる音に
聞き惚れる哲也・・・。
哲也は完全に独り、取り残されていた。

朝、リビングで作業する洋介、大樹を誘い
梨奈、真絵の4人でランチに出かける。


哲也はバイト先のオーナーたちと共に
旧テラスハウスへ。ガーデニングの作業を行う。
いつも哲也の恋愛を気にかけているオーナーは
新メンバーの真絵について尋ねる。
哲也が憧れるモテる男性像と、
真絵の好みのタイプにズレがあることに関して
オーナーは他人の真似をする必要はないと
哲也にアドバイスする。

大樹、洋介、梨奈、真絵、4人でのランチ。
梨奈が一緒に演奏したいミュージシャンを呼び
ライブを行う<自主企画ライブ>。
梨奈は10月31日に行われるそのライブに
洋介を誘った。
洋介は快諾し、梨奈も喜ぶ。

10月半ばに、写真の展示会やライブも
決定しているという洋介。
ギターやドラム・・・何でも出来る洋介を
真絵は「すべてがイケメン」と褒める。
洋介は、そんな真絵に対し
「自分を出すのが上手」と素直さに感心する。
シンガーソングライターとして、
自分をさらけ出さなければ他人には伝わらない・・・
そう語る真絵の話を、梨奈は複雑な表情で
聞いていた。

女子部屋でギターを弾く梨奈を訪ねた洋介。
洋介は、最近梨奈が自分の殻に篭っている様に
感じ、心配していた。
「聞くよ、何でも。」
洋介の言葉を聞いた途端、涙で声を詰まらせた梨奈。
梨奈は、洋介が見つめるなか、
共同生活では、言葉に出来ない気持ちがあること、
言葉を選ぶあまり、本当の気持ちが相手に伝わっているか
とても不安になることを告げる。
「なんか遠い」
梨奈はメンバーが遠くに感じる反面、
洋介やみんながそばにいてくれることを実感し、感謝する。

哲也・大樹・洋介・美和子の4人で
真絵のライブに出かける。
ステージの最前列で哲也は眩しそうに
真絵を見つめていた。

ライブ後、真絵と共に打ち上げを行った4人。
盛り上がる中、真絵は洋介に
アーティスト写真を撮ってもらいたいと
お願いする。
洋介と真絵、2人のやりとりを
哲也は無言で見つめていた。