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47th WEEK
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「付き合ってよ。」
洋介は、華を夕食デートに誘い
突然告白をした。

大樹の試合、哲也の誕生日パーティー、
そしてこの日と、会うのはまだ3回目。
しかし、洋介は華に惹かれたという。

洋介の告白に対し
「洋さんの気持ちには応えられない」
「普通に飲み友達になりたい」と
華は告げる。

男子部屋に帰って来た洋介は、
華に告白し振られたことを
哲也と大樹に話す。
食事だけでなく、告白までしていた
洋介に驚く2人・・・。
華と同時に梨奈のことも気になると
話していた洋介に対し、大樹は
「(華に告白した時点で)
梨奈はもう無しになった?」と尋ねた。
「そういうことだね」
と言い切った洋介だったが
「梨奈が猛プッシュしてきたら
(気持ちが)動くかもな・・・」と本音を漏らす。

女子部屋で、入念にメイクをした梨奈は
洋介がいるテラスへと向かった。
「鎌倉とか江ノ電の本を買ったから
どこか連れて行ってくれないかなと思って」
梨奈は積極的に洋介をデートに誘う。
洋介は満更ではない様子で鎌倉へ行く約束をする。

ダイニングで中学の参考書を広げる大樹。
高卒認定の問題集をやる前に
中学校の勉強から復習。
「先は長いぞ!」」と言いつつ
大樹は洋介と美和子に見守られながら
楽しそうに勉強していた。

男子部屋で洋介は、
梨奈から鎌倉デートに誘われたことを
哲也・大樹に報告する。
洋介は離婚歴があり子供がいること、
そして、華に告白し振られたことを
梨奈に告げるかどうかを悩んでいた。

洋介と梨奈の鎌倉デート当日。
洋介はお気に入りスポットである
妙本寺へ梨奈を連れて行く。
お昼ご飯のお蕎麦を食べながら、
洋介の恋愛について質問する梨奈。
しかし、洋介は上手く答えられず
黙り込んでしまう。
そして洋介は梨奈に「なぜデートに誘ってくれたか」を
改めて尋ねる。
梨奈は「洋さんのことを知りたいから」と答える。
「ごはん行きたくなったら誘うでしょ?
気になったら話かけるでしょ?
普通のことをしてみてるよ」
そう無邪気に言う梨奈を
洋介は魅力的だと感じていた。

その頃、哲也と大樹は
由比ヶ浜ビーチで、お酒を飲みながら
洋介と梨奈のデートについて話していた。
バツイチであることだけでなく
華に告白して振られたことを梨奈に
言うべきか・・・?
「俺だったら言わない、言えない」という大樹。
「洋さんは言うと思う」と哲也は予想していた。

食事を済ませた洋介と梨奈は
稲村ケ崎海浜公園へ。
ベンチに座りながら、
洋介はゆっくりと話し出した。
「結婚したことがあって、娘もいる。」
突然の告白に驚く梨奈。
さらに・・・
「ちょっと前まで気になる人がいた。
 今井華ちゃんが気になっていた。」

そして洋介は、華と食事に行きすぐに告白して
振られたことを話す。
梨奈はそんな洋介の行動にただただ驚き
ショックを隠し切れずにいた。

鎌倉デートから帰った梨奈は
女子部屋で洋介から聞いた衝撃の告白を
美和子とミドリに伝える。
会って3度目の華のことが好きになり、
告白して振られたこと・・・

美和子とミドリに
気持ちを聞かれた梨奈は
「一日私とどういう気持ちでいたのかなぁ」
と答えた。

その頃男子部屋では
洋介が哲也と大樹に自分の想いを語っていた。
梨奈を女性として見ていたからこそ
自分の口から本当の事を言いたかったという洋介。
しかし、洋介の告白を聞いた梨奈の表情や
誰も幸せに出来ていないという自分の過去、
そして軽率な自身の行動を振り返ったという
洋介は、不甲斐なさで涙を流す。

そんな洋介に大樹は厳しく忠告する。
「今のままでは中途半端」
「もう一歩進んで欲しい」
その言葉を洋介は黙って聞いていた。