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42nd WEEK
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試合まで10日、朝のダイニング。
減量をスタートさせた大樹は
低カロリーの豆腐そうめんで
空腹を満たしていた。前夜、
メンバーの一人としか思っていないと
大樹から告げられ涙を流した美和子だったが、
一夜開けて、大樹に減量弁当を作ることを思いつく。

女子3人が外食に出かけたテラスハウス。
洋介、哲也、大樹の男子3人で
ダイニングを片付けている最中
大樹は洋介に、次の試合後テラスハウスを去ることを
伝える。

その頃女子たちは・・・
それぞれの恋愛話で盛り上がっていた。
そんな中、唯一恋人のいるミドリが
「ちょっと誰かに行きかけているのかな私・・・」
と気になる男子の存在を匂わせる発言をする。
驚く美和子と梨奈に対し、
ミドリは洋介のことが気になっていることを告白する。
だがミドリは、『女性に追われることが苦手』だという
洋介の前で、気がある素振りを見せぬよう、
必死に気持ちを隠しているという。

美和子はそんなミドリに対し、
「オンエアで(ミドリの気持ちが洋介に)バレる」と
テラスハウスの先輩として、アドバイスをする。

海水浴客で賑わう由比ヶ浜の海の家。
そこに、元テラスハウスメンバー・あやの姿が。
あやに会いに行った美和子は
大樹への片思いについて相談する。
あやは王子との恋愛を振り返り
自分の想いを伝えきったことで
振られたが全く後悔がないことを美和子に話す。
それを聞き美和子も大樹の試合後、
想いを伝えるべきかを考えていた。

逗子海岸で行われる野外ライブ「音霊OTODAMA」。
そこに梨奈が出演する。
舞台稽古がある哲也を除いた
大樹、洋介、美和子、ミドリの4人で
ライブ会場を訪れた。

大勢の観客の前で歌う梨奈の姿、
そしてその歌に4人は心を打たれる。

ライブ後、洋介、美和子、ミドリは
梨奈を誘い打ち上げへ。
ミドリはステージで歌う梨奈の姿を見て、
自分に必要なのは夢を叶える為の行動力だと
気づいたという。
そして洋介も梨奈の姿に感化され、
すぐにギャラリーを押さえ、9月に写真展を行うことを
決めたと報告する。
みんなが一歩ずつ前進していた。

早朝。
キッチンで1人、炊飯器と格闘する美和子。
続々と起きてきたミドリ、梨奈の手を借り
大樹の為の減量弁当を作る。
美和子は前日からメニューを考え、
以前、華から教えてもらった豆腐ハンバーグを作る。

しかし何も知らない大樹は、
家を出て行ってしまう。
美和子は慌てて大樹を追いかけ
なんとかお弁当を渡す。

トレーニングの後
美和子が作った減量弁当を食べる大樹。
そんな大樹を見たヘビー級の羅王丸は
大樹と美和子との関係についてつっこむ。
しかし、お弁当を喜びながらも大樹は
「今は試合に集中しないと」と言葉を濁す。

トレーニングから帰ってきた大樹は
女子部屋に向かい、美和子にお弁当のお礼を伝える。
「美味しかったです。」
大樹の言葉に喜ぶ美和子。
ミドリと梨奈も自分の事のように喜んでいた。

男子部屋に戻った大樹は哲也に、
美和子がお弁当を作ってくれたことを報告する。
羨ましがる哲也を前に
「揺らぐ気持ちもないわけではない」
大樹は意味深な言葉を漏らした。

大樹の試合まであと3日。
美和子は大樹の試合後、
想いを伝えることを決意していた。