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32nd WEEK
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世界的なキックボクサーたちが顔を揃える
キックボクシングの世界大会「GLORY」。
その計量会場に、大樹の姿が。
無事計量をパスし、対戦選手と対面を果たす。

試合を翌日に控えた大樹に
華から激励のメールが届く。
明るく返事をする大樹だが、
その文面と裏腹に、
その表情は浮かない…。

試合当日の朝、
おそろいの大樹Tシャツを着て、大樹を送り出すメンバー。
華の分まで応援しよう、みんながそう心に決めていた。

そして
哲也、王子、あや、そして美和子が見守る中
世界に挑む、大樹の戦いが始まった。

スタートから果敢な攻撃を仕掛けてくる対戦相手・ヨンホ。
そんなヨンホを冷静にかわしながらも前に出る大樹。

そして、スタートから1分21秒。
大樹の右フックが相手を捕えた。

ヨンホがリングに沈みこみ、ダウン。
両腕を高く振り上げる大樹。
ゴングが鳴り響き、
大樹は見事、KO勝ちを収めた。

大樹の帰りを待ち、
メンバーはテラスハウスで祝賀会。
華がいなかったから負けた・・・
そう思われないためにも負けるわけにはいかなかったと
語る大樹。
帰国した華は大樹の勝利をきっと喜んでくれる・・・
そう大樹も思っていた。

メンバー全員で出かけるキャンプを翌日に控えた夜、
華がハワイから帰ってきた。
華のサポート無しに減量を成功させ
勝利した大樹を華は祝福した。

そして、キャンプ当日。
2台の車で、メンバーは河口湖へと向かった。
車内では、男子・女子それぞれが
キャンプへの意気込みを語っていた。
<パッションは自分に向いているのか・・・?>を
華に尋ねるという大樹。
<そろそろ恋を実らせたい>
という哲也。
<哲也ともっと仲良くなりたい>
と話す美和子。

6人がキャンプファイヤーを楽しむ中、
大樹が華に話を持ちかけた。
ハワイに旅立つ前、大樹が華に考えて欲しいと言った
『ふたりでテラスハウスを出る』ことについて・・・。
しかし、華はそのことをすっかり忘れてしまっていた。


あやを夜の散歩に誘った王子。
2人で季節外れの花火を楽しむ中、
王子は突然、あやに尋ねる。
「俺のこと気になってた?」

そんな王子の問いかけに口ごもるあや。
そして、あやはずっと王子に聞きたかったことを
尋ねた。

「まだ聖南さんのこと好き?」

―あやが来てから、楽しくなった―

そう答えた王子は、あやと再びお出かけの約束をする。


一方、哲也は美和子と2人っきりの時間を楽しんでいた。


その頃大樹と華は
お互いの気持ちについて話し合っていた。
そして、
「確かに私のパッションは大樹くんより仕事に向いていた」と
華が大樹に告げた。

今まで素直な気持ちをぶつけ合うことがなかったという2人。
そんな華が初めて大樹にリアルな気持ちをぶつけようとしていた。