衝撃スクープSP 30年目の真実 ~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声~ 10月7日(土)よる9時〜11時10分

出演者コメント

金子ノブアキ

ノンフィクションですし、大変痛ましい出来事で亡くなられた方がいて、宮崎元死刑囚自身も死んでいる。もう永遠に消えない思いがあると思うので、誠実に伝える上で、普段のキャラクターを演じるということとは全く別の話なので、やるからには本当にデリケートなこと。
一言一句、一挙手一投足、本当に(監督らに)見張ってもらって演じていきたい。
僕みたいに、事件を知っている方々には、忘れてはいけないことがいくつもあると思います。知らない世代の方には、こういうことが本当にあったんだ、ということと、それによって色々なことが変わったということがあったので、報道ベースでこういったドラマが作られる理由を感じてもらえるように画面で表現できたら良いと思います。

秋元才加

当時のリポーターさんがどのくらいの速度で話すか、など、どのような立ち振る舞いでリポートされているのか確認しました。リポーターさんによってスタイルが違い、淡々と話す方もいれば劇的に話している方も。
皆さん、事件を追っている時、女の子が行方不明になった時、亡くなって発見された時など、声色やトーンを変えていると思うので、その都度映像を確認しながら、演技につなげていければと思っています。
お芝居が先ではなく、今回は情報をしっかり視聴者の皆さんに伝えることが第一かもしれないです。それがうまくいけば、お芝居がうまくいったことになるのかなと思います。

桜田 通

今まで演じてきた作品と比べ「重い」と思いましたし、自分の役割をなんとか果たさなくてはと感じています。
役のディレクターの年齢が自分の年齢と一緒なのですが、自分は今を生きているから、たたずまいは、なるべく80年代の雰囲気で、と。まずは映像も確認しながら、服の着方など見た目から気にしました。
演技は、報道の必死さ…戦いなんだ、我先に報道するんだ、という熱意・プライドを伝えていけたら、と。なるべく芝居にならないよう、人の悲しさや残された人の悲惨な状況みたいなものも、本当に報道する覚悟でやりたいと思います。